表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
544/3248

第539話 ナキの仕事納め計画6

ナキが次に手をつけたもの・・・


それは、花崗岩・・・


「いくにゃあーッ!」


ナキは、ごりごりと堅い石を削っていく・・・


一方、葉狐ようこはナキから借りたゲーム機で、ゲームをしている。


「きゃはははは!

王様:そなたにもう一度、「機械」を与えよう。

勇者:いらねーよ!

だって!

さすが、パパです!」


「ん?

このゲームは、異世界からきた狐の神様の少年が、即興でつくって、お姫様に献上したゲームにゃ。

あまりに「クソゲー」でおもしろかったので、ゲーム会社に持って行ったらバカ売れしたにゃ。」


言いつつ、手を動かすナキ。


形が見えてきた。


「ウンコが・・・

ウンコがいいです!

「ノーマルウンコ」でステータスアップ・・・

「ゴールドウンコ」でステータスダウン・・・

普通逆です・・・

この感性がいいです!」


葉狐ようこは、尻尾をぶんぶんと振って、床をたたいている。


「パパ・・・

なんていうにゃ?」


鷹の姿が出来上がっていく・・・


「あ・・・

パパは、稲荷雪尾(ゆきお)っていうです。

今、街の神様の修行をしてるです・・・」


やっぱりか・・・


と、ナキは思いつつ、仕上げにかかる。


やがて、見事な「頭頂部だけ」禿げ上がった「ハゲタカ」の像が完成する・・・


「これ・・・

銘は・・・?」


笑いつくして虫の息の、葉狐ようこが尋ねる。


「「禿げタカ?」にゃ。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ