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第537話 ナキの仕事納め計画4

ナキは、粘土を盛っていき、その上に石膏を塗っていく。


「おッ!

パパから聞いたです!

これは、中空状の巨像にも使われる製法ですね!」


「誰にゃ!

ん?

稲荷族っぽいけど違うにゃ。

お嬢ちゃん・・・

何者にゃ?」


手を止めず、突然入ってきた幼女をナキは見る。


「稲荷町のプリンセス、稲荷葉狐(ようこ)です!

ナキ・ミケランジェロさん!

あなたの「神レベル」の変さと職人の腕はパパから聞いているです!」


「この神波動オーラ・・・

確かに、あの「クソグキ」にゃ・・・」


話し込んでいるうちに、石膏が固まる。


「ほいッ!」


葉狐ようこの手に、金属製のバットが現れた。


「いくです!」


ばっこーん!


そこに、金属製の「ジャックオアランタン」が現れた。


ナキは、中に配線や豆電球を仕込んでいく。


「後は、クリスタルをはめ込んで完成にゃ。」


これで、「目が光るジャックオアランタン」の完成だが・・・


「って、何するにゃ!」


葉狐ようこは、全体をキレイに塗っていくではないか!


「仕上げは・・・」


クリスタル部分を、クリアレッドに塗って・・・


「お・・・おお・・・

素敵なキモさにゃ・・・

恐いにゃ・・・

すばらしいにゃ!」


夜闇では見たくない不気味さだ。


「完成ですね!」


「す・・・すばらしいにゃ!

手伝ってくれた報酬は、なにがいいかにゃ!?」


「クリスタルのウンコを作らせてくださいです!」


ナキの目が点になった・・・

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