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第522話 邪馬台国・軟体山発掘記3

「ここにもある・・・」


「うむ。

魔蛸だな。」


すごい名前だ。


「学説では、クラーケンと戦い、絶滅したとされる。」


すごい蛸だ。


「アリアさんの蛸酢の材料にはできないの・・・」


「ははは・・・

でかすぎるからね・・・」


二十メートルはある・・・


古代鮫メガロドンすら食ったとか。」


あ・・・


ありえねえ・・・


「姫は、大別すると蛸やイカ、ナメクジなどはどのような生物に分類されるかご存知だろうか?」


殿下が、ユニィに尋ねる。


「確か、「貝」なの!

昔、母さまが教えてくれたの!」


「さよう。

しかし、貝殻はともかく、「中身」非常に残りにくい。

こう言うと、この軟体山がどれだけ生物学に重要かお分かりかな?」


そうか!


ユニィもはっとした顔をしている。


「本来なら、腐って消えるはずのものがそのまま残っているの!

だから、生きていたときのままわかるの!」


「そういうことだ。

脊椎動物は、骨からだいたいわかるが、さすがに軟体動物は残らん。

あのナキ殿の表情を見られよ。」


おおう・・・


喜んでいいのか、残念がっていいのかわからん表情だ。


この化石たちは、妙になまなましいからなあ・・・

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