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第499話 力だけでも、想いだけでも・・・

私たち、リシテアール三賢人とリケちゃんは、パルキール・パレスの「隠されの間」にいた。


「あのお魚の女王様・・・

過激にゃ・・・」


「ええ。

「歌」で世界を救った人とは思えないわ。」


リケちゃんの言葉に頷く私。


「だが、一理あるのでは?」


アルナスが、口を開く。


「力なき正義は、無力・・・

だね。」


ジョルジュが言う。


「しかし、正義なき力も無力なのさ。

だが、「正しくない正義」もまた「正義」。

ほかでもない、君らが証明してしまったじゃないか。」


「また君は、僕らの「黒歴史」を掘り返す・・・

そのとおりだから、返す言葉もないが。」


アルナスの言葉に、ジョルジュが答える。


「じゃあ、今の「正しい正義」を無力にしてしまっているのはなんだにゃ?」


「「力」がないことね・・・」


私は、リケちゃんの言葉に頷いた。


「想いだけでもだめ・・・」


「そして、力だけでもだめなのさ。」


私とアルナスは頷いた。


「あのアニメでも言ってたなあ・・・」


「おうとも。」


まさか自分が、その役をやろうとは・・・


「しかたない。

今は、「力」と「想い」を合わせることとしましょう。」


そう・・・


そして道は、拓けるだろう・・・


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