表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
501/3249

第496話 偉人の過去

「まったく・・・

この世界でも、ゴシップか・・・」


アルナスが、女性週刊誌に目を通してぼやいた。


「何が書いてあるのコレ?」


ジョルジュが尋ねた。


「私の不倫疑惑だ。」


「はっ!?」


ジョルジュの目が丸くなる。


「にゃーははは!」


ナキが、爆笑する。


「この人に「不倫疑惑」!?

すばらしいギャクにゃ!

ありえないにゃ!」


ちなみに、ナキは「ド○えもん猫バージョン着ぐるみパジャマ」を着ている。


「ま、ライテスだった頃は「仮面夫婦」なんていわれたから、夫婦で「仮面」をつけて出掛けたんだが。」


「確か、王様の妹が奥さんでしたね。」


「そう。

愛し合っていたというより、仲のいい子弟といったところだった。

事実、彼女は私と同じ「転生者」だったからな。

さらに、亭主は結婚後に前世で私の「妻」だったと言った。」


「えっ!?

確か、エリナーゼ夫人・・・」


私は、仰天した。


「通りで、好みを知っているはずだわ・・・」


「もともと、「ライテス」は初めて「エリー姫」が目にした「人間」だった。

それで懐かれ、「許婚」にされたが、彼女が右も左もわからない「異世界」の指南役となった。」


「なるほどね・・・

「友情」や「師弟愛」から始まる結婚もあるんだ・・・」


「まあね。」


それで、「仮面夫婦」なんて言われたらたまったもんでもないだろう・・・


「それで、屋敷の周りをうろついていたパパラッチを仮面姿で二人して捕まえて、大衆の前で晒し者にしてやった!」


「にゃーははは!

「仮面夫婦」と「仮面舞踏会」・・・

くだらなくておもしろいにゃ!」


ナキが、床をたたく。


「事実、子供ができたばっかりだったからな。」


アルナスが言う・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ