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第471話 意外な実力

「にゃんこそば大食い選手権優勝は、国連軍提督・エレノラ師に決定したしましたにゃ!」


アリシアが、興奮気味にアナウンスする。


「うっぷ・・・」


ファルスが、倒れている・・・


「また無茶をしおって・・・」


老師が、介抱している・・・


「父上・・・

この方・・・

いつもこうなのですか?」


「うむ。

懲りぬ奴じゃ。」


テミスの呆れた問いに、老師が答える。


「ま・・・まさか・・・

この無敗の私が敗れるとは・・・」


チェシャ猫さんが、ひっくり返っている。


「祇園精舎の鐘の声・・・

諸行無常の響きあり・・・

沙羅双樹の花の色・・・

盛者必衰の理をあらわす・・・」


「母さま・・・

それなに?」


ユニィが聞く。


「あらゆるものは変っていくってことよ。

形あるモノは滅びる・・・

百歩譲って、そうでなくとも・・・

建国時のキティルハルムと今のキティルハルムは違っているでしょ?」


「そうなの・・・」


「つまり、こういう競技では勝者は必ずああなるのよ。」


「勉強になるの・・・」


ユニィはうなづく。


「でもファルスさんは、機械人間アンドロイドのころからああなの。」


「う・・・うるせい!」


「黙って休むのじゃ。」


「そうです。

今のあなたの身体は「エルフ」です。

「人間族」と変らない胃袋なので、これ以上がんばると破裂します。」


しかし、驚いた・・・


まさか伝説の魔女が、大食いに強かったとは・・・

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