表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
478/3242

第463話 彼女の遺したくなかったもの

キティルハルム王宮・・・


「あっ!

あの神波動オーラは、神官エリナーゼ!?」


私は、声をあげた。


「・・・こうなるんじゃないかと思ったよ・・・」


ジョルジュがつぶやく。


「ご主人様を含めて、アレを移植しようなんて、正気じゃないさ・・・

いくら、女をやめていたってできない。」



リケ・サンクチュアリ・・・


「にゃっ!?」


見事な盆栽に、ハサミを入れていたリケは、突然感じた神波動オーラに、驚く。


「神官エリナーゼ・・・

あなたの贖罪・・・

受け取ったにゃ・・・

「魂の抹消」!?

それがあなたの望みにゃ!?

だったら、せめて魂の底からも記憶情報を削除して、なんの関係もない一般人に、転生させるにゃ・・・「これで妥協」?

ツンデレさんにゃ・・・

これで、事実上あなたは「終わり」にゃ・・・

辛い人生、ご苦労様にゃ・・・」


リケは、「爆発の方角」を見る。


「まったく・・・

負う義務のない先祖の罪を負うなんて、難儀にゃ・・・

ファルスト一族といい、エリナーゼといい・・・」


アトランティア法国では・・・


「神官エリナーゼが、「殉教」しました・・・

わたしは、聖地へ向かいます。」


教皇の手には、記録装置があった。


「教皇・・・

それは?」


枢機卿の一人が尋ねる。


「彼女の遺伝子情報と記憶情報です。

複製ですが。

私は、彼女に頼まれたのです。

自分の死後、これを「破壊してくれ」と・・・」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ