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第454話 熊さんのおしごと

よく考えれば、護衛なんていらない。


私たちだけでも、熊の群れなんぞどうでもできる。


「最近、我々は「自然管理派」と、「野生派」に分かれております。」


熊さんが、荷車を引いて言う。


シュールだ。

「姫様のモデルをさせていただいた時・・・

恐怖を感じました。

こんな体格差なのにですよ・・・」


そりゃそうだ・・・


「なんでも、初代の次女の初代騎士団長アルムは、襲ってきた熊の股間に気弾でいきなり穴を開けて倒したそうですから・・・」


「・・・・・・」


「ニウ二世という女王は、少女時代に、襲ってきた狼のふところに入り、股間をブチ抜いて瞬殺したとか。」


「お・・・怖ろしい・・・

理解できん・・・

こんな怖ろしい人たちを襲えば、どうなるかわかっているのか・・・」


ぶつぶつ言っている熊さん・・・


そう・・・


あえて、この「顔役」の彼を熊たちに見せて、「襲うな!」と無言で言っているのである。


「しかしですね・・・

私どもも、姫様と交流することで、ハチ族と交流して安全かつ安定的にハチミツを入手できるようになりました。」


おい!


熊が、ハチと交易かい!


「でも、ときに襲われることがあるんですよ。」


アピスが言う。


「そこで、我々「自然管理派」が護衛を担当します。」


す・・・すげえ・・・


生態系に介入しているよ、ウチの娘は・・・

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