表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
448/3243

第433話 墓泥棒の真意

「奥義・覇王真空斬!」


エリザベスの放った斬撃が、パルパスの両肩を斬り飛ばした。


そのまま、彼女の姿がふっと消える。


風呂敷包みは、地面に落ちた(・・・)はずだった。


が、次の瞬間に現れたエリザベスが、「それ」をしっかりと持っていた。


「鉱夫の皆様にお返ししますわ。」


それを、人犬ワードックの鉱夫に渡す。


「僕の・・・

僕の肩があああああッ!」


「フン!

「盗み」を働いたのです。

一般身分の方なら、裁判や示談で済むでしょうが・・・

我々の「敵」の大魔王ならばこれでも軽い罰ですわね。」


そのときだった。


私の情報板メディアボードの着メロが流れたのは。


ちなみに、曲目は「突○ラブハート」である。


「あ・・・

もしもし・・・

あ・・・

アルナス卿?

ライテス邸で?

犯人は、正気なの!?」


驚いた・・・!


まさか、過去の人間の墓を暴こうとは・・・


ライテス卿の墓は、歴史的な価値を持つ王墓じゃないぞ!


「どしたの?」


ジョルジュが尋ねる。


「ライテス卿の遺骨が、一部盗まれたって。」


「正気か?って普通は思うね。

けど・・・

あいつらならやるね・・・

たった一度でも、「スカウト」を阻止されたんだ。」


「聞きたかったけどさ・・・

遺伝情報・・・

抜かれるとどうなる?」


「・・・・・・

崩れて、「泥」になるよ。

遺伝情報ってね。

人間の身体全てを支える、「鉄骨」なんだよ。

「構造材」を全て繋ぎとめているんだ。」


「逆もまた然りね。」


私は、パルパスの方を見た。


いない・・・


「逃げ足がはやい・・・」


「ちょっと!」


エリザベスが声をかけてきた。


「聞き捨てならない話をされていますね!

ライテス卿のお骨ですって!?

そんなもの・・・

火葬にされて、使い物になる遺伝情報なんてカスしか残っていないでしょう!」


「そうですね・・・

エリザベス卿。

でも、全て読み取って好きな情報を書き加える・・・

なんてこともできるのでは?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ