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第420話 艦長によるダイレクト操縦
「これは・・・
さっそく、成果をあげたようね。」
私は、「デモンファルス」の実戦データを見た。
「正気じゃない・・・
まさか、純然たる味方が、かつての敵の戦術で実績をあげるとは・・・!」
ジョルジュが、頭を抱えた。
「愉快だ!
まさか、リアル・マク○スを掘り当てただけでなく、かつては「敵」だった将のこんな顔を見れるとは!」
アルナスが、絶賛していた。
「わかってるじゃないか陛下は!
まさか、艦長の操舵で「格闘戦」をしようとは!」
「人型に変形すると、「魔装騎士」の操縦系に切り替わるわ。
ま、弱点は細かい調整は、クルーがやるけど。」
「「格闘戦」で、いちいち艦長が支持を出していたら間に合うものも間に合わない。
いっそ、艦長が「巨大な魔装騎士」を操縦してしまえばいいと思ったのよ。」
「って・・・ことは・・・
ファルス君は・・・
「適任」だった?」
「ええ。
「人間」の身体と「機械」の身体の両方の経験があるのは彼だけ。
ちょうどよかったわ。」
「しかし・・・」
ジョルジュが、私を見た。
「敵も、同型の兵器を投入してきた。
今回は、圧勝だったけど、次はどうなるか・・・」




