第415話 王権神授
「お・・・おのれ・・・!」
牙をむき出し、パルパスは唸る。
「にゃーははは!
不服かにゃ?
なんだったら、「わかめ」も召喚するにゃ!」
無意味に挑発するリケちゃん。
じゃきッ!
リヒャルト陛下は、パルパスに剣を向ける。
「いかな貴様でも、最強の女王、神、準神族王を相手取って勝てまい。
退くことをお勧めしよう。」
「・・・く・・・くそうッ!」
パルパスは、その場から消えた。
「・・・・・・」
「どうしされた?
リケ神・・・」
絶句したリケちゃんに、リヒャルト陛下が訪ねる。
「いや・・・
雪尾っていう稲荷神の少年が、滞在していたことがあったにゃ・・・
ウンコの作り物ばっかつくる、変なガキだったにゃ・・・
いろいろ、変な機械も作ってたにゃ・・・」
「そ・・・そうね・・・
クリスタルのウンコを投げていそうだったわね・・・」
「ほほお・・・
興味深いな・・・
ミリアム陛下は、「科学者」の神をご存知か?」
「ええ。
創造神王に、「科学神」・・・
オリンポス神に、プロメテウスがいると聞きますね。」
「どうやら、「科学の神」とはマッドサイエンティストの神のようだ。」
反論できないのが、怖い・・・
雪尾君の上位組織にも、ロボットの影武者・自動菩薩を作った「地蔵菩薩」もいたようだし・・・




