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第394話 四人に何があったか7

三日目・・・


なんと・・・


宿泊先の出雲ダイヤモンドホテルのテレビで、麻薬組織の壊滅があったのを知った。


「芋づる式にゃ。」


ナキが言う。


なお、栽培・精製に関わっていた者たちは、自分たちは医療用の麻酔薬を生産していたとウソの情報を吹き込まれていたらしい。


ならばと、邪馬台国政府は、医療用の改良を加えた上で、他国への輸出を検討し始めたという。


「こすいわねぇ・・・」


マイカさんが言う。


「綺麗ごとだけじゃ、人間やっていけませんよ。」


「けど、薬は「光」と「闇」の二面性を持っているにゃ。

殿下がよくつくっている薬もそうにゃ。」


ごすッ!


「痛いにゃ!」


私の鉄拳が、ナキの脳天に決まった。


「でも、なんで奴ら・・・

レンちゃんを追っていたのかしら・・・」



『なお・・・

事件解決のきっかけは、重要情報を記した、小型記録装置メモリを捜査当局の特務課に所属していた忍者が入手。

その忍者に、ある女子中学生が似ていたことから、発覚。

たまたま修学旅行に来ていた、キティルハルム王立学校の生徒が取り押さえて警察に突き出したことによります・・・』


「ぶッ!」


私は、飲んでいた緑茶を吐き出した。


「姫様・・・

汚いにゃ。」


「・・・黙れ、隙間猫。」

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