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第392話 四人に何があったか5
「さあ!
小型記録装置を渡して・・・」
その瞬間、私は動いた。
「女王の舞い!」
傍目には踊っているように見えるが・・・
「「「うぐおおお・・・!」」」
数人の男が、「お宝」を抱えてうずくまる。
「キティルハルム王家・奥義・女王の舞いです。
言い分は聞きましょう。
しかし、狼藉は購っていただきます。」
そう。
私は、男たちの「お宝」に瞬時に鉄拳をぶちこんだのだ。
「にゃーははは!」
「「「ぎえええええッ!」」」
ナキは、瞬時に数人の相手の「毛」をむしりとっていた。
怖ろしい子・・・
しかし、マイカさんは上をいっていた!
「これ・・・
薬杉を精製した「麻薬」ですよね・・・」
にっと笑う。
一人の口を大きく固定し・・・
「そんなに好きなら、召し上がれ♪」
ざざー・・・
没収した「薬」を、男たちの口に流し込んだ!
「召喚・・・水!」
ごっくん!
えぐいよ!
「助けてくれて、ありがとうございます!
私、アキヅキ・レンといいます!」
そして、マイカさんを見て一言・・・
「お姉様・・・♥」
これが、彼女との出会いだった・・・




