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第388話 四人に何があったか1
「ま・・・付き合うにゃ。」
原型に、石膏を盛ったナキは、若い稲荷族アキヅキ・レンに付き合うと決めた。
鋳造用の石膏が、乾燥するまで時間がある。
「あの時は、レンもまだ「邪馬台国宇宙軍巫女科」の女学生だったにゃ。」
「ありがとう~!
お姉様も喜ぶよ!」
その言葉に、少しげんなりとするナキ。
レンのふさふさな尻尾が、ゆれている。
「・・・では、巫女部隊も戦うのね。」
「はい。
可変揚陸艦アズチの部隊ですけど。」
女王ミリアムに、レンは応える。
「しかし・・・
邪馬台国も大した国にゃ・・・
よもやここまで進歩するとは・・・」
ナキが、ためいきをつく。
そのときだ。
「レンちゃ~ん!
お久しぶり!」
マイカが、どっさりと紙袋を両手に持っている。
「こ・・・これ・・・
レンちゃんに・・・?」
「いんや!」
マイカは、びしっと右の親指を立てる。
「ナキちゃんの分もあるでよ~」
ナキは、うげっという表情になる。
「わ~楽しみです!」
レンは、顔を輝かせた。




