表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/3242

第36話 それでも見たい世界がある

「「環境」が、壊れていたって・・・

そんな地球に行ってどうするの?姉様・・・」


ミナが、尋ねた。


「あなたが、「小説家」で、多くの本を読んでいるならわかるはず。

世界を救った勇者たちは、なんて言っていたかしら。

「この世界に価値があるか?」「愛に価値があるか?」と問われて返した言葉は・・・」


「「それでも護りたい世界がある・・・」?」


「そう。そして、私は誓った。

必ず行くと・・・

今の地球は、多くの星々と戦争と和解を繰り返し、「銀河連合」という国家の盟主になっているという・・・

少なくとも、「地球人」には、逢えるわ。

私たちは、無理でも、何代か後には。

「それでも見たい世界があるから。」」


「ミリアム様は、かつてのご自分亡き後の「故郷」を見たいんですね・・・」


イリアが言う。


「ええ。

でも、ライテスができなかったことでもある。

私は、軌道エレベーターの建材である、炭素建材カーボンナノチューブの開発に成功した。」


そのとき・・・


「だあッ!」


抱いていたユニィが、私の胸にしがみついてきた。


「ありゃ?おっぱい?」


こくんと、うなずく。


乳房を出し、ユフィの口許に近づける。


乳首にむしゃぶりつくユフィ。


「うーん・・・前世以来の念願がかなった・・・

昔、ショタ亭主との間に、こんなかわいい子供が欲しかったんだァ・・・」

しみじみと、幸せを感じる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ