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第353話 敵情視察

「ふう・・・」


私は、先日通ったばかりの予算審議案の書類に紋章印を捺すと、背後に気配を感じた。


「そこ!」


私は、クナイを投げる。


すると・・・


「危ないですね。

「猫の女王は、礼儀知らずなんですか?」


クナイを握って、杖を持ち、ローブをまとった女性が現れた。


「ドアから入ってください。

無礼ですよ。

「猫邪神ノワール」・・・」


「できますね・・・

さすが、この次元のこの時間軸の文明を二世紀進めただけある。」


この女・・・


瘴気を感じる・・・


「わかるはずですがね・・・

前世で、不遇の人生をおくったあなたなら。」


「だからです。

私たちの夢・・・

子供たちの夢・・・

壊させしない・・・!」


ふっと、肩をすくめるノワール。


「見たくないものは、見なくていいのですよ。

気に入らないなら、避けて通るか壊せばいい。」


「違います。

「見たくないなら、見ることがないように」すればいい。

気に入らないなら、変えればいい。」


「平行線ですね・・・」


「こればかりは同感です。」


言葉を交わすと、ノワールは消えた。


「これは「挨拶」か・・・!」

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