第336話 アナコンダ
潜水艦の設計が、一段落したので、私は王宮のテラスでお茶を飲んでいた。
緑茶だ。
う~ん・・・
ミスマッチ・・・
くつろいでいると、携帯板の着信が・・・
「はい、もしもし・・・」
『ミリアム様!
王都近郊に大蛇が・・・!
どうやら、六メートル強のアナコンダの群れのようです!』
慌てた、イリアの声。
「なんじゃそりゃあ!」
ほとんど魔物だ。
「銃士隊と、魔法師団に通達!
私もすぐに行く!」
「う・・・うへえ・・・」
うじゃうじゃといる・・・
「これじゃあ、交易ができませんね・・・」
イリアが言う。
困る・・・
「・・・こんなの、格闘士隊や図書館の騎士団じゃ対応できませんね・・・」
ダルタニアンがアナコンダの群れを見た。
「じゃ・・・
とりあえず・・・」
私は呪文を唱える。
「光輝大燃焼!」
一体を焼く・・・
「でも、数が多い・・・
銃士隊・・・
撃てぇッ!」
ダルタニアンの命で、アナコンダたちに銃弾が撃ち込まれるが・・・
「鱗と皮膚が分厚いですね・・・
アイアルコン弾頭・・・
宇宙戦艦の装甲をぶちぬく、陛下の逸品ですが・・・」
そのときだった!
「お困りだな!」
そこに、邪馬台国の東宮ニニギ殿下が現れた!
こんなのが現れたら怖い!




