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第299話 錬金術師ファクトリア

ユニィの同級生に、とんでもない奴がいる。


ファクトリア・ミケランジェロだ。


引退した科学長官の後を継いだ。


錬金術・・・


それは、地球では生物工学と化学、魔法工学、冶金学を指す。


ざっくりと言えば、「魔法科学」という奴だろうか。


もっとも、それだけに、へんなものを作る奴も多い。


「にゃーははは!

ついにできたにゃ!

「どん米」!

これ一粒で、おなかいっぱいにゃ!」


ヤシの実ほどの、巨大な米である。


ちなみに、邪馬台国ではどこの農家も「つくらない」と打診してきた。


当たり前だ。


一食分の栄養が全て摂れるが、反面、ごつい幹とグレープフルーツ状の実・・・


つくるほうが大変である・・・


ご飯や、米料理にいかにして調理するかも不透明だ。


「まだ、飢えた時に「クラーケン」を食えと言われたほうがマシなの・・・」


とは、ユニィの言である。


「師匠・・・

こんないいものを、みんなけなしていますよ!」


「もっと、アピールすべきです!」


弟子たちは言う。


これでも地味ながら、役に立つ発明をし、特許をいくらかとっている。


資金はある!


が・・・


有効に使う「ネタ」が、ない・・・


これが、果物や食肉なら頭を捻れば、何か出そうな気がするが・・・・


「ちょっと行って来るにゃ・・・」


「師匠・・・どちらへ?」


「アリアさんのところにゃ・・・」


ミリアム:一体、何を・・・

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