表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
287/3238

第281話 ユニィのトラウマ

「船籍不明艦十二時の方角!」


「舳先に、変な紋章を確認!

投影します!」


モニターに拡大された「正体不明艦」の紋章を見て、ユニィは固まった。


耳が倒れ、尻尾が震えている。


「まさか・・・」


「イチジクの紋章だね。」


「そうですね・・・」


アルムスが、愕然とし、発酵作業用マウス一号と発酵助手一号が呑気に感想を述べる。


「海賊船・・・ですね・・・」


「海賊船から打電・・・

「積荷を置いて、去れ。

さもなくば攻撃する。

宇宙海賊キャプテン・イチジク。」です。」


報告に目をカッと開く、ユニィ。


神波動閃熱砲オーラエクストラキャノン悠久の守護杖エターナル・ガード・ワンド発射準備なの!」


物凄い剣幕だ。


アルムスは、補佐官席にしがみつく。


「ト・・・トラウマだ・・・!

ユニィ様・・・

あの頃のトラウマをまだ!」


「発射なの!」


ユニィの神波動オーラが極限まで高まり、「猫神バステト」になっている。

翼が開いているではないか・・・


ドオオオオオン!


イチジクの紋章を削り取り、ついでに海賊船の推進旗艦を破壊する・・・


「子供のころ・・・

便秘で苦しんだの・・・」

それで、母さまが合成した薬を肛門から注入したの・・・

それから三日三晩排便が続いて、死ぬかと思ったの・・・

その薬の名が・・・

「イチジク浣○」だったの・・・」


「やはりそうか!」


つまり・・・


キャプテン・イチジクとは・・・


艦長(キャプテン)・イチジクという意味であった・・・

ユニィ:「宇宙海賊キャプテンイチジク」も、よろしくなの・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ