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第278話 航宙王女

キティルハルムの門キティルハルム・ゲート・・・


ここより、ユニィは学校で仲の良かった数名と共に旅立つ。


「姫様・・・元気で・・・」


珍しく、リケちゃんは萎んでいた。


「でも、ヴィブリオがいてくれるの!

私にも、アルムスがいるの!

大したことないの!

地球にいってくるだけだから!」


「僕もついていくよ。」


金髪の人鼠ワーラットが現れた。


白衣姿の発酵業務用マウス一号だ。


「私もいます。」


彼の胸ポケットから顔を出したのは、小さな茶色いネズミだ。


「発酵助手一号です。」


声が少女であることからして、メスであろう。


やがて、船・・・プリンセス・ユニティアは離床して飛び立った。


「さて・・・

でてくるにゃ。」


リケちゃんは、後ろを振り向いた。


「よくおわかりで・・・」


それは、先日の神官だった。


「まったく懲りない奴だにゃ。」


「あきらめが悪いのですよ私は。」


リケちゃんは、手をポンとたたく。


どささささ・・・


ガンガンガン!


「あげるにゃ。

全部持って帰ったら、許してやるにゃ。」


タライが大量に降ってくる。


「サービスにゃ。」


側に、リヤカーが現れる。


「ちなみに、このタライ・・・

特に効果らしい効果はないにゃ。

あえていえば、抗菌仕様なので、かびないくらいにゃ。」


そう言っているが、友を見送る場に乱入されたことで、腹に据えかねているようだった・・・


リケ:「タライ」を進呈にゃ!(怒)

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