表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
265/3250

第259話 側にいた者同士

「ところで、「絶食系」って、なんでストーカーを受け付けないか、知ってるかな?」


実験用マウス一号が、イリアに尋ねる。


「まあな。」


二人とも、回避と反撃をしつつ会話している。


器用だ。


「そういう人は、自分に嫌いなところがある人、あるいは自分が嫌いな人が多いらしい。

そこを褒めたり、「好き」と言ったりするから、「こいつ、最低だな。」と思ってしまうんだ。」


「よく知ってるねぇ〜

女王陛下って、誉められるとキレるタイプ?」


「まあね。」


「でも、君・・・

よく、女王陛下に近づいたね。」


「一目ぼれだった。

気がついたら、尻尾が立っていて、声をかけていた。

総合導師になるための勉強に、興味があるらしかったから、そのネタで話した。

気がつけば、僕も一緒に研究するのが、楽しくなっていた。

ミリアム様曰く、「絶食系のオタク」のハートをわしづかみにするには、「共通の話題で盛り上がる」ことらしい。」


「彼には、それがなかったよ。

ご主人様をやたら褒めてばっかり。

かと思ったら、休ませようとするご主人様をデートに誘おうとしていたし・・・」


「そういうタイプの絶食系は、相手に金を使わせたくないようだ。」


バキッ!


イリアの機体のステッキが、折れた。


「そろそろ、買い換えようと思っていたんだ。」


「物持ちがいいねえ・・・」


イリアは、神波動剣オーラブレードを抜く。


「さあ・・・やるか!」


「そうだね!」

イリアの機体のステッキは、「猫男爵の人形」の持ち物からです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ