表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
263/3241

第257話 愛と生命の女神の怒り

かつて、リシテアールがまだそう呼ばれなかった頃・・・


竜神から、竜族が生まれ始め、原初の竜神が崩御した頃・・・


ルカは、高霊族アールヴの王ラティアスに予言を下した。


しかし、息子のアールヴが、犯した愚行故に、滅びたのだ。


「ただね・・・

エルフだけでなく、獣人族も、高霊族アールヴの血を受け継いでいるんだよね・・・」


「それが、どうかされたか?」


「・・・」


あまりにも、無神経な返答に、ルカは、腹をたてていた。



リシテアール指令室では・・・



実験用マウス二号が、「夫」の胸ポケットから、飛び出し、床に着地する。


「あの人・・・

自分勝手ですね・・・」


「ああ。

だから、「二重のギロチン」で処刑された。」


アルナスの説明で、実験用マウス二号は、青ざめた。


「キティルハルムの女王陛下が、四重のギロチンを持っておられました・・・」


「くくく・・・

ミリアム女王は、そういうことをする方だ。

現代における「変人君主」だよ。」


「あなた様も、人の事は言えないでしょう・・・」


「だろうな・・・

「今度は、なに作ったクソババア!」と言う、娘に対して「ああ・・・なんという親孝行な娘なんだろう!」と思ってしまう女だからな私は。」


二人の会話を聞きつつ、実験用マウス一号はぽそりと言う。


「ルカ神・・・

そうとう、おかんむりのようだぞ・・・」

「予言」を都合よく解釈された女神様は、お怒りなのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ