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第242話 女王と老師
「だりゃあっ!」
私の一撃が、エル機の左腕を斬る。
「こりゃ、骨じゃ・・・」
老師が、少し音をあげる。
「じゃあ、本気出します。」
「なんじゃと!?」
「機体制御電算機と、神経間接を接続・・・
感情回路と、神波動炉を、パイロットに設定・・・
『ライブリア』・・・
最大稼動モードオン!」
アクセルをふみこむ。
ぎゅんと、加速がかかる。
装甲が感じる「空気」を、私が感じる・・・
「そこッ!」
襲ってくる鞭を、叩き落す。
「な・・・なによ・・・!
ま・・・まさか・・・
猫ごときが・・・
その機体を、『皮膚』にしたってわけ!?」
「飲み込みがいいわね!」
そればかりではなかった。
進行方向に、残像が残っていく・・・
「センサーが・・・
騙される・・・!」
その通り。
肉眼でも、惑わされるのだから・・・
「老師!」
「おうよ!」
私は、機体を敵機のコクピット前に躍らせた。
「邪魔!」
エルは、コクピット周辺に鞭を結集させる。
ライブリアは、とっくに離脱している。
「妻と子の仇じゃ!」
老師の投げた神波動槍が、エルのコクピットを貫いていた。
ミリアム:見よ!
機体との一体化!




