猫耳女王の宇宙計画～猫耳王女になって、総合導師になってみた～

第十二章 攻防

第241話 天空を見ていた人・・・

「老師・・・

混沌《カオス》の神波動《オーラ》ですか。」

「以外かの？」

「いいえ。

『逆はまた真なり。』という言葉があります。

先祖も、ライテスも言っていましたよ。」

「ライテスか・・・

時代とはいえ、惜しいことをしたのう・・・

あやつは、ギリギリまで我らと交渉しようとしてくれておったようじゃし・・・」

ザンッ！

ライブリアの神波動剣《オーラブレード》が、エルの機体の右腕を切断した。

「「！！！」」

切断面から、コードが伸び、装甲が瞬時に覆う。

「しつこいわね・・・」

「これだから避けられると、何度言っても理解せん。」

うへッ・・・

粘着質・・・

前世でも、こんな奴いたなあ・・・

「こんなのにまとわりつかれたら・・・

私でも、大魔王になるかも・・・」

「おお！

若いのにわかるか！」

なんか、老師が感激してる・・・

「なに、世界作ってんのよーッ！」

エルが、激昂していた。

「ふんぬ！」

老師の機体から、虹色の神波動《オーラ》が噴出した。

「絶好調である！」

それ・・・

月○蝶だと思う・・・

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ミリアム：ウニバース！