第227話 邪馬台国軍
邪馬台国皇帝・タカマガハラ・ダイゴは、皇帝席で艦橋内を見廻す。
かたわらに東宮シラカワがいる。
提督席に、最高司令官たる「征夷大将軍」キビツ・ヒコノミコトがいる。
その補佐として、砲戦隊将軍オダ・ノブヨシ、
歩兵隊将軍トヨトミ・ヒデナリ、
銃兵隊将軍トクガワ・ヨシノブがいる。
「こたびの戦・・・
勝たねばならぬ!
我ら、邪馬台国の民は、「楽園」を追われた!
だが、多くの友によって、文明と友情を得られた!
そして、今再び、世界に平穏を!」
皇帝は、艦内帽を被り、神波動を高める。
その狐の尻尾が、九つになる。
「邪馬台国艦隊・・・発進!」
侍と高いポテンシャルを誇る兵を有する、「稲荷族」中心の軍隊・・・
さらに、旗艦アメノハシダテは、神波動閃熱砲・アメノイカズチを初めとして、多くの武装を持つ。
特に、ダイゴは退位を控えていた。
勝ち戦で終わりたい。
「砲戦用魔装甲冑部隊、出撃!」
「歩兵魔装甲冑部隊、出撃!」
「銃兵魔装甲冑部隊、出撃!」
三将軍の命が下る。
「皇帝陛下に勝利を!」
「リシテアールに平和を!」
そして、皇帝は檄を飛ばす。
「あえて言おう!
将兵たちよ・・・
生きて帰れ!」
「「「おおッ!!!」」」
邪馬台国の将兵たちが応える。
魔装甲冑
邪馬台国の魔装騎士。
様々なタイプが存在する。
皇帝・ダイゴは、醍醐天皇からです。
芸能人のDA○GO氏とは、一切関係ありません。




