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第2249話 価値観の総意・相違

「死ね!

クソ猫!」


一人の魔王が、ナキに棍棒で殴りかかった。


背後からである。


しかし・・・


「うるさいにゃ。」


バキッ!


「!!!?」


こともなげに、ナキは裏拳を出し、棍棒を砕く!


「しかも・・・

その棍棒・・・

センスのかけらもないにゃ。

せめて」「コーン棒」をもってくるにゃ。」


言うが早いか、くるっと回り・・・


「天帝浄化光!」


その「股間」に叩き込む!


「ぐはあああああああああああッ!」


魔王が消滅する。


それを見ていたアルナスが、目を丸くする・・・


「こ・・・

これはさすがに・・・」


ジョルジュに至っては、目を覆っている・・・


「見てる方が痛いよ・・・

これでも僕は「男」だからね・・・」


そのまま、ベレスに向き合う。


「価値観ってのは・・・

しょせん、「最小公倍数」にゃ。

世間一般の常識と、自分の良識・・・

その双方の食い合わせが悪けりゃ、争いになるにゃ。

価値観の総意・相違ってやつにゃ。」


マジな顔で言ってるが・・・


「それ・・・

私の受け売りでしょうが!」


私はツッコんだ。


「にゃーははは!」


ナキは、ぽりぽりと頭を掻く。


「自分らの価値観が絶対とは、思わないことにゃ。」


「嫁の貰い手がないですよ・・・

その戦い方は・・・」


ベレスが、鎌を向けて言う。


「これでも、亭主と娘がいるにゃ。」


まさしく・・・


「こういうのは、昔からこういうにゃ。」


ナキは、金属バットに神波動オーラを注ぎながらニヤリと笑う。


「「蛙の面に水」って。」

どこにぶち込んでるッ!?

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