表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
221/3242

第215話 娘が連れ帰ったけったいな人

キティルハルム王都・・・


リニアモーターカーの駅に、仏頂面のユニィとアルムス・・・そして、一人の猿人が到着した。


「姫よ。

堂々とされたらどうだ。

ここは、お主の「家」なのだろう?」


「・・・・・・」


ユニィはゲッソリとしていた。


「あなたを見ていたら・・・

母さまの「心の師」が、どんな人かわかった気がするの・・・」


どうも、ユニィは母のように達観できない。


「かっかっか!

お主も、まだまだ子供よのお!

「楽しむ」ということを覚えたらいかがか?」


「どうやら、私はまだ「悟って」いないようなの・・・」


神波動オーラのことではなく・・・である。


「さ・・・王宮まで案内するの・・・」



「おお!

まさか、神が二柱もおられるとは・・・!

これはこれは・・・!」


エテの第一声が、これだった。


「誰にゃ?

このお猿さんは・・・」


リケちゃんが聞く。


「この口調・・・

モンクス一族の方ですか・・・?

「エンジン」の第一人者の・・・

「猿人」だけに・・・!」


「お・・・おおぅ!さすが、女王陛下!

わかっておられる!」




私の対応に、猿人は、狂喜した。


「さよう。

私は、エテ・モンクス五世と申する者。

トラルティールの科学長官アルナス・ライテス卿と並ぶ総合導師であられる、貴君にお目通りできて光栄である!」


「エンジンの猿人」キター!


ユニィは、仏頂面をしていた。


顔に、「母さまだけが対応できる、変人がまた来た・・・」と書いてある・・・


娘よ。


修行が足らんぞ!

「猿」なのです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ