第207話 要塞空母艦リシテアール
神波動速射砲五十五門・・・
搭載魔装騎士数最大で二十機・・・
通常の戦艦に匹敵する、巨大な神波動閃熱砲を四門備え、電磁弾丸砲を十二門、なおかつ一度に一個師団もの艦隊を整備・修理できる設備を有する巨大戦艦・・・
それが、リシテアール国連軍の総旗艦・要塞空母艦リシテアールである。
「すごいの・・・
この「司令室」は・・・!」
母・ミリアムの代理で建造現場に訪れたユニィが驚愕する。
「なにせ、あのホープメイカー以来の艦だからな。
すべての統制・制御にはこれだけの設備が必要なのさ。」
アルナスが、言った。
そこへ、一人の人大熊猫が現れた。
「この船の電子装備の責任者・ユアン五世。
よしなにお願いする。」
ユニィは、びっくりしている。
「ぱ・・・パンダさん!?」
「いかにも、私はパンダ。
パンダのお仕事・・・
曲芸、配電盤のハンダ付け・・・格闘。」
ユアンは、笹を取り出し、かじってみせる。
「変った人なの・・・」
「お褒めにいただき、恐悦至極。
先祖も、ホープメイカーの改修に関わった。
私の一族も、専門家として参加させていただいた。
先祖も、「変な奴」と上官に言われた。
私もそうありたい。」
ユニィは、それに対して返答はできなかった・・・
要塞空母艦リシテアール級一番艦・リシテアール
恐らく、この時点では、単体の最強の攻撃力を持つ兵器。
だが、空母としての機能が優先されている。




