第2038話 お宝消失!?
「さて・・・
これから、寝るだけか・・・」
私は、割り当てられた部屋でお茶を飲んで、落ち着け・・・
「にゃーッ!?」
なかった!
ナキの悲鳴が、響き渡った!
流石にビックリして、パジャマのまま、ナキの部屋へ。
相変わらず、ゴージャスな部屋だけど、今は部屋いっぱいに、訳の分からない物が溢れていた。
金属製のメタリックな馬(どうやら、ファルティア帝国陸軍配備予定の新型機械軍馬のようだ。)の銀メッキ合成樹脂模型・・・
ケリュネイアのフィギュア・・・
そういった、変な物だ。
「ないっ!
無いにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
何処にいったにゃ!?」
異空間らしき場所から、次々と訳の分からない物を取り出すナキ。
あまりの多さに、部屋がいっぱいになりそうだ。
「ナキ、何事!?
・・・これは?」
私も、悲鳴を聞き付けた皆さんも、この事態に唖然となっていた。
「ナキさん、何があったの?」
代表して咲希が質問。
涙目のナキが話し出す。
「ダンジョンで取った、壁や床の材料が消えてるにゃ!
無いのにゃぁぁぁ!」
なぬ!?
慌てて、私は異空間収納を見る。
「確かに、ありませんね・・・」
珍しい素材だったので、帰ってから研究しようと思ったのだが・・・
と、和磨が前に出てきた。
理由が分かったらしく、ちょっと笑ってた?
「ミリアム様、ナキさん、無くなるのは当たり前だよ。
あの壁は、ダンジョンの魔力で出来てるから、ダンジョンの魔力供給が外に出て無くなったから、消えちゃたんだよ。」
つまりは、魔力で出来た偽物・・・?
物理法則まで、ぶっ飛んでやがる。
「にゃぁぁぁ~・・・
せっかく集めたのに、勿体無いにゃ~・・・・」
「こういうことですか?」
私は、神波動を光流金属化して、タイル状にしてみる。
さらに、指をぱちんと鳴らしてみる。
「き・・・
消えた?」
咲希が、びっくりしている・・・
「光流金属は、こんなマネができます。
まあ・・・
「本物」の「神」なら、複雑かつ、巨大な機動兵器の構成部品・装甲・配線としてしまうことも可能ですが。
「亜神」風情の私には、これが「限度」です。」
私は、部屋まで歩いていく。
あーあ・・・
もったいなかったなあ・・・




