第197話 大変です!変態です!
とある休日・・・
私たちは、サンルーフのテラスでお茶を飲んでいた。
緑茶だ。
「にゃーっ!」
リケちゃんが、大声で駆け込んできた。
「なんだ?」
ララと遊んでいたイリアが、ぎょっとする。
「町で、変な奴が出たにゃ!」
なんだ?
「人狼のようなんだけど・・・
フンドシだけで、後は全裸・・・
顔と頭に女物のパンツを被っていたにゃ!
変○仮面にゃ!
姫様は、ここは抑えとくから、陛下に報告してこいって!」
がばッ!
私は立ち上がる。
「リシテアールにもいたか・・・
純正の「変態」が・・・!
国境警備隊は、何やってたのよ!」
ふつふつと、神波動が吹き上がってくる。
「変態なんぞに・・・
やらせはせん・・・
やらせは、せんぞおッ!」
ユニィは、その男に苦戦していた。
「物理法則も、魔法法則も無視してるの!」
非常識である。
悠久の守護杖で殴っても、火炎球をぶつけてもびくともしない。
しかもだ・・・
神波動弾をぶつけても、無反応だ。
「冗談じゃないぞ!」
「ありえない・・・」
「あんだけくらえば、普通は大魔王だって傷くらいはつくぞ・・・」
ギンッ!
隙ありとばかりに、アルムスが神波動で斬りかかるが、びくともしない。
「う・・・ウソだろ・・・?」
市民や兵たちは、「非常識な生物?」に戦慄していた。
「な・・・名乗るにゃ!」
ミラが怒鳴った。
「僕、ピコ丸!」
よく見ると、頭にかぶったパンツのワンポイントは、かわいい「狼」の柄だった・・・
・・・・・・
「変態」登場です・・・




