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2021/3398

第2015話 また呪い!?

ーーーーーガッコン


「にゃ・・・?」


ナキが、またもや罠を踏んだ。


ふむ・・・


アホの家系も、ここまでくるとアレである・・・


「またかにゃ~~~~~~~!?」


学習しろ。


ここは、飛行魔法で脱出するところだ。


「「翠嵐(すいらん)」、お願い!」


本人も顕現が面倒になったようで、風だけが下から吹いてきた。


「にゃぁぁぁ~~~~~!

目が回るにゃぁぁぁ~~~~・・・・・」


こいつ・・・


いつも普通に飛行魔法で空中戦をしているんだが・・・


「ナキッ!

皆さんに迷惑かけんじゃないっ!!」


スパーーーーーーーーーーーン!!


ええい!


ハリセンに、合成樹脂プラスチック板か炭素カーボン樹脂板を貼っつけたろかい!?


「・・・陛下、目が回っている時に、それは酷いにゃ」


文句は言うものの、ナキの頭にはダメージは無し。


ええい!


だからこその「金属バット」なのだが・・・


うん?


そういえば・・・。


「ナキさん、その兜に宝石なんて付いていたかしら?」


「にゃ?

付いてないにゃ、何の事にゃ??」


私は知らん!


咲希の顔色が変わる!


化学反応でも起こしたかのように!


「これ、呪われてるわ!?」


呪い、再び・・・。


なお、最初に気付かなかったのは、装着してなかったからのようだ。


装着した時に発動するとみた。


持ち主の神波動オーラか、魔法力と反応するのか?


そりゃ、誰も気付かなかった訳だ。


「・・・咲希さん?

私には分からないのですが?」


なんだコレ?


「ミリアム様、この赤い石、最初は無かったはずです。

これでようやく気付きました。

良く見れば分かるかと。」


こ・・・


これは・・・


猛獣狩りが、蚊の気配を感じろと言われるようなモンだ。


それくらい、かすかだ。


「・・・・・あら、まあ!」


とはいえ、不覚だ。


「咲希さん、これ、兜じゃなくて、石だけが呪われてるたいですね。」


すげえ微妙・・・


だからこそ、咲希ですらも石を見るまでは、気付かなかったのかも?


「にゃ!?

怖いにゃ、恐怖にゃ!

陛下、取ってにゃ!!」


涙目のナキは、錯乱している。


「落ち着きなさい、取れないでしょ!」


ええい!


面倒くさい!


「あたしがやります、『光の浄化《ライティング・シャイン!》』」


ほほお・・・


これは、光の神・『創造神帝キングジェネシス』様の力で、再現できそうだ。


石は透明になった。


解除されてるし、まっさらな石だ。


咲希は「疲れた」という顔をしている。


「さぁ、さっさと行きましょう!

レインボーアイアントをゲットせねば!」


私は、やけくそ交じりで叫んだ。

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