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第196話 お食事券

暗い建物の中・・・


地球でいうところのアメリカンショートヘアの女性と、三毛猫の女性が密談をしていた。


三毛猫は、ナキである。


ナリス・エラル・・・


宰相家の三女である。


「お約束の「創作料理アリア・千ノワール無料券」十枚です。」


ナリスは、ナキに「食券」を手渡した。


「にゃ。

承りましたにゃ。」


ナキは、にっこりと微笑む。


「これでさっそく、スノーエンブレム社に・・・」


しかし・・・


「にゃーははは!」


建物の戸を壊して、コートとハンチング帽の女性が現れた。


「観念するにゃ!

この取引の一部始終・・・

ここに記録させてもらったにゃ!」


女性は、音声記録装置レコーダーを手にしていた。


「く・・・いいところで、ホームズが現れたにゃ!」


「いかにも・・・!

あちしは、ホームズ・ミケランジェロ!

人は「ミケのホームズ」と呼ぶにゃ!」


ホームズ・・・


彼女は、紛れもない名探偵だ。


「にゃははは!

あちしの今のクライアントは、陛下にゃ!

悪事をやめるなら、陛下に報告するだけで、チャラにしてやるにゃ!

けど、続けるなら・・・」


ごくり!


二人の生唾を飲む音が聞こえた。


「警察呼んで、取調べ&裁判所行きにゃ!」


「観念します・・・」


「従うにゃ・・・」


ここに、汚職事件は終結した。



「汚職事件」・・・

「お食事券」・・・

ウソみたいだけど、実際あったんですよ。

なので、やってみました。

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