第189話 餅つき!
「そりゃあッ!」
ユニィが、杵を臼に振り下ろす。
「よッ!」
アルムスが、餅をこねる。
「息あってるにゃあ・・・」
「ラブラブですなあ・・・」
リケちゃんと、ヴィブリオがジト目で見ている。
「そっちもね・・・」
「にゃ!?」
「心外な!」
そりゃそうだろう・・・
二人同時に、突っ込んでるんだから・・・
「まったく・・・
連れ合いがいるのに、やっかむのはどーかと思うにゃ。」
ナキが言う。
「それを焼餅って言うにゃ!」
「上手いにゃ!
さすが、我が娘にゃ!」
ミラの合いの手に、同調するナキ。
「おら!
餅持ってこいにゃ!」
「焼いてやるから!」
リケちゃんとヴィブリオが怒った。
「もちろん。」
そういって、アリアが餅の載った皿を差し出す。
ヴィブリオが、おもむろにつかみ、空に投げる。
「火炎波動!」
リケちゃんが、火炎魔法をぶっ放す。
間を置くと、焼けた餅が落ちてくる。
器用に、皿で全て受け止めるヴィブリオ。
それを、アリアに返す。
アリアは、餅を食べてみる。
「言うだけあっていい焼き加減にゃ。」
ってか・・・
「曲芸の域だと思うけど・・・」
「お餅がつきあがったのーッ!」
元気な声で、ユニィが笑っていた。
月並みに、餅つきです。




