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第185話 魔眼術

「気付いておられましたか・・・」


「まあね。」


イリアは、輝く眼を私に向ける。


「なぜ、気付いてずっと・・・?」


「そうね・・・

その力の向こうに「愛」を感じたからかな・・・」


私には、心当たりがある。


「「魔眼」・・・「邪視」と、地球では言われていた力で、ファンタジーのネタにもなっていたわ。

創作の世界だけど・・・

その力を魔法で再現して、「魅了チャーム」や金縛りといった術も考案されていたけど・・・

王立図書館の記録にもなかったわ。

誰も気づかなかったか、気付いても恐れて闇に葬ったかね・・・」


「そうですね・・・」


イリアは、私を見る。


「戦略的に使えそうだけど・・・

そういう発想がなかったのね・・・」


「地球には、どんな術がありました!?」


まるで、獣が襲い掛かってくるような剣幕だ。


「知ってるでしょ?

地球は、「宗教」の影響で、「錬金術師」「科学導師」が冷遇されていた時代があった。

そのため、魔法は発展しなかった・・・

けど、概念だけはあってね・・・

「石化」なんてのもあるし・・・」


リシテアールの魔法は、どういうわけか「科学的」なのだ。


だから、「第一人者」のライテスが「科学」を発展させやすかったといえる。


「そういうのがあったんですね・・・

けど、「封印」ですね・・・」


「そうも言い切れないわ。

だって・・・

私たち・・・

人猫ワーキャットでしょ?」


「「そんな属性」があるんでしたね・・・」


イリアは、にっこりと微笑んだ。


基本、リシテアールの魔法は「撃ち合い」です。

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