第181話 輝く鏡餅!?
「にゃーははは!」
リケは、神殿の米の加工品「鏡餅」を磨いていた。
「にゃーははは!」
丹念に磨く。
次第に輝いていく。
そうすると、さらに磨きたくなる。
ミケランジェロ一族の血故か・・・
職人一族の血が騒ぐ・・・
「おっ!おおっ!」
顔が映る。
「す・・・すげえにゃ・・・
勇者ペルセウスは、鏡のような盾で戦ったというにゃ・・・
日本の神殿には、祭壇に鏡が捧げられていたというにゃ・・・
あちしの神殿に捧げられているブツは、鏡のような「鏡餅」!?
イケてるにゃ!」
「何、悪ノリしてんの!」
「にゃッ!?」
後ろを振り向くと、ヴィブリオが立っていた。
「い・・・いやあ・・・
「神」としてのあちしの「独自性」を出そうかと・・・」
「どうでもいいけど、「鏡餅」って、年末から年始にかけて飾るもんだよ・・・」
かなりシュールだ。
「普通、部屋に飾るもんだけどまさか、神殿の祭壇に飾るとは・・・」
しかも、テレビとコタツ付きである。
「にゃははは!」
ぽりぽりと頭をかくリケ。
ちなみに爪は出していない。
「しかも、鏡みたいに磨いて・・・」
「ヒマだったにゃ!」
「だったら、別のことしようよ・・・」
「えっちとか?」
ぶッ!
ヴィブリオが吹き出した。
「まだ早い!」
「冗談にゃ。」
しかし・・・
「あのオリハルコン像は、飾りたくないにゃ・・・」
トラウマだろう。
「しょーがない・・・
もうちょっと気の利いたモノにするかにゃ・・・」
前話に続いて、リケちゃんの話です。




