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第15話 伝説のスイーツ

「ふう・・・デザートが食べたいね。」


ランチの次は、デザートだ。


「ええ。」


私たちは、第一次デラル戦役の頃に名を上げた伝説のパティシエの店に足を運んだ。


「すげ・・・」


百年に一度にしか採れない小麦粉、

十年に一度にしか採れない卵、

二百年に一度にしか作れないチーズ、

五百年に一度にしか採れない砂糖を使用し、

それをかつてのキティルハルムのパティシエ界の「神童」といわれた御用達職人ネル・ミケランジェロが作り上げた「超」レアチーズケーキだ。


彼女の義理の妹こそが、ニウ二世である。


「こ・・・これを作るとは・・・姉ちゃん・・・」


ニウ二世の補佐官レアンは、そう言ったという。


これを完成させたとき、彼女はこういったという。


「これで終わりじゃないにゃ!

至高のスイーツを完成させてやるにゃ!」


そんな人の店だ。


子孫は常に、研鑽しているという。


いつもは、行列になっているのだが・・・


そこには、客が食事ができるスペースが設けられ、カップルや女性がわいわいとやっていた。


『にゃーははは!

ついに、伝説の「超」レアチーズケーキの復活にゃ!

現店主ケフィ・ネル・ミケランジェロからのおごりにゃ!本日、無料バイキングにゃ!』


大音量で、キャンペーンを張っている。


じゅるり・・・


よ・・・よだれが・・・


「う・・・うまそう・・・」


「食べます?」


「ええ・・・」


私とイリアは、店に足を運んだ。

これがホントの「レア」!

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