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第141話 オタ友からはじめる!

「だりゃあああッ!」


パーシス王子の一撃が、対戦相手をKOした。


「優勝は、パーシス王子です!」


「ファミアーっ!」


パーシスは、観客席のファミアに声をかけた。


パーシスの尻尾は、左右にふれている。


「ZZZ・・・」


「・・・」


パーシスは、DVDボックスと錬金術の書物をどこからともなく取り出した。


「二人で、「独身合体ゴッドミャーズ」観ようよ!

君が欲しかった、最新錬金術教書もあるよ!」


「う・・・うあ・・・」


「露骨・・・」


まるっきりオタク丸出しだ。


「ん・・・あ・・・パーシス殿下・・・」


目を覚ますファミア。


「勝ったよーっ!」


「・・・・・・」


ファミアは、寝ぼけまなこでパーシスを見る。


「じゃ、観ながらお祝いしましょ。」


「よっしゃ!」


その二人のようすをみて、リケは・・・


「パーシス殿下は、テンション下げたほうがいいにゃ。

ファミアさんは、「クソマジメ」だから、軽い男に見えていやなのかもしれないにゃ。」


と呟いた。


「どっちかってえと、DVDと本に目を向けたような・・・」


ヴィブリオが、ファミアを見た。


「ん?」


ミラが、ファミアの表情を見ている。


「ファミアさんの目がキラキラしてるにゃ。

ほんとは、パーシス殿下と「オタ友」してるのが一番幸せかもしれないにゃ・・・

けど、パーシス殿下・・・

無理矢理、「型にはめた」恋愛をさせようとしたからファミアさんが怒ったにゃ。」


リケの分析が、冷たかった・・・

結局、絶食系は興味のあることから釣らねば始められませぬ・・・

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