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第109話 夕食でのこと

「あっ。新製品?」


夕食のハンバーグを食べながらナナイがテレビの画面を示す。


『スノーエンブレムの、とろけるスライムチーズ、新発売だにゃ!おいしいにゃあ!』


ミケランジェロ一族らしき幼女が、笑顔でコメントしている。


スライムチーズって・・・


「ハンバーグに入ってるの。」


ユニィが、おいしそうに食べる。


映像は、切り替わり、別の製品のCMとなる。


『創作料理アリア・プレゼンス・・・

アゴ出汁味噌!

トビウオの厳選した「アゴ」を使用した逸品ですにゃ。

なんと!

大魔王ファルスさえも、「うまい」と絶賛!』


「あの人・・・

商売のためなら、大魔王さえも利用するのね・・・」


私は、脱帽した。


『サンマがおいしい季節になりましたにゃ。

そこで・・・

季節のサンマを使った、「サンマーメン」醤油スープ・・・

王太子補佐官イリア閣下も太鼓判!三人前一パックセットで三百ノワールポッキリ!』


ぶッ!


サンマーメン・・・


これ・・・


技術の無駄遣いだ・・・


緑茶を飲んでいた、イリアがふきだす。


「パパ・・・汚いです・・・」


そう言ったのは、私の三女のイノセンス・・・通称イノ。


「ぼ・・・僕は、あの店で食べただけだぞ・・・」


「商魂たくましいの・・・」


『スノーエンブレムの新製品!ヨーグルトウォーター発売!

甘くておいしい・・・

で、乳酸菌たっぷりで健康にいいにゃ!』


今度は、ショタっ子好みのお姉さんのミケランジェロ一族らしい女性・・・


「稼いでいるわね・・・ミケランジェロ一族・・・」

ヨーグルトウォーター

実験用マウス一号が開発し、発行業務用マウス一号が生産するものと、スノーエンブレム社が生産するものとがある。

栄養・健康への関連性はほぼ同じ。

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