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  作者: 紀ノ川
第2部 CDをプレゼントする男
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2枚目 ダイアー・ストレイツ「ブラザーズ・イン・アームス」

 ある所にCDをプレゼントする男が住んでいました。

 男は、

 父親に、

 CDをプレゼントしました。

 ダイアー・ストレイツの「ブラザーズ・イン・アームス」です。


 父親はCDを聴いて喜びました。

 男も喜びました。

 すると父親は突然モクモクと煙をあげてドロン!と木の葉に変わってしまいました。

 男はポカーンと口を開けてフリーズしてしまいました。

 天井裏から本物の父親が現れて言いました。

「ハハハ、だまされたな?今までの私は偽物なのだよ!」

 男は何故、親子でだましたりだまされたりするのか、わかりませんでした。

 男は叫びました。


「わけがわからない!」


 この様子を見て、犬の権兵衛ごんべえが興奮して、その場でクルクル、クルクル回りながら、ワンワン!と吠えました。


 ダイアー・ストレイツのボーカリスト兼ギタリストであるマーク・ノップラーはインタビューで答えています。


「ずっと尊敬してたミュージシャンの音楽の一部である事ほどのスリルったらない。たとえば、スタジオにいて、ドナルド・フェイゲンの声が聞こえてくる。そしてそれに合わせて演奏してるのは自分で、自分はその一部なんだ。はじめはとても動揺したさ。他にボブ・ディランみたいな人が曲の打ち合わせのために、わざわざ自分の家まで足を運んでくれたりする。またスタジオにいて、ヴァン・モリソンがすぐとなりに座って自分のギターに合わせて歌ってくれる。とてもエキサイティングだ!」


(つづく 最終更新日22年07月22日)

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