2.冒険の始まりと、時の歯車
誤字多すぎ。 修正しながらいくつかUP予定。 すみません、2が抜けてたので、2に差し替え
■2.冒険の始まりと、時の歯車■
影山改めシャドウは、滝のそばに立っていた。
「うわっ、この滝見たような覚えがある。」
そして、周りを見渡すと、そこは確かにゴッドサバイバーの世界にも見える。 そして水辺に映ったシャドウの姿をまじまじと見つめた。 そこにはゲームキャラのシャドウがいた。 見た目20歳ほどであろうか、ゲームキャラにありがちなイケメンに、ほっそりとした身体。 もっとも、レベルがカンストした状態では、その身体のどこにあれほどの力が秘められていたのか、と思うのだが、ゲームの世界では見た目と身体パラメータは一致しないのが常識である。
しかし、その見た目とは裏腹に、ごわごわした素材の簡易な服を着ていた。 服以外は何も持たない。 まさにゴッドサバイバーの初期装備だった。
「リトランさんだっけ? どうやって探そうかな?」
シャドウが周りを見渡すと、滝のそばに人が浮いていた。
「やべっ、助けないと」
シャドウは滝に飛び込むと、その人物をなんとか陸まで運び出す。
「大丈夫ですか?」
簡素なグレーの服を着た初老の男だった。 シャドウが揺さぶると、げほげほと水を吐き出し、うっすらと目を明ける。
「た、助けていただいたのですか。 ありがとうございます。」
気温は暖かいため、濡れた服を脱ぎ、しばらく日光に当たっていると、その男の顔色が戻ってくる。
「申し送れましたが、私、リトランと申すものにてございます。」
リトランが慇懃に頭を下げる。
「え? 貴方がリトランさん?」
「はて? どこかでお会いしておりますかな?」
年は50を越えるぐらいであろうか、その男は首を捻る。
「も、もしや、貴方様はシャドウ様では?!」
リトランが飛び上がるように立ち上がると、片膝をついてシャドウに頭を下げる。
「あ、はい。 シャドウです。 が、何で知ってるんですか?」
リトランが言うには、リトランは法師であり修行の途中でこの滝に打たれながらシャドウを待て、という神のお告げがあったそうだ。
「ははは、待ち人に助けられるとはお恥ずかしい。」
そういいながら、リトランは頭をかく。
「法師というと、教会の方ですか?」
「はい。 今はこの先のミルトという村の教会におります。 もしよろしければ、ご案内させていただけますでしょうか。」
シャドウとリトランは、ミルトの村に向かい歩いていた。
「何だこれ?」
突然、シャドウが声を上げる。
「どうかなさいましたか?」
リトランがシャドウに声をかけるが、シャドウは苦笑いしながら、大丈夫と手を振る。
「良く見たら、ゲームの画面じゃん。」
シャドウがつぶやく。 冷静になって、初めて自分の視野にゲームの画面そのものの各種インフォメーションが表示されていることに気がついた。
「げ、レベル3だし。」
「レベル? でございますか?」
またしてもリトランがシャドウを心配そうに見ていた。
「あ、いや、本当になんでもないです。」
シャドウは苦笑いするしかなかった。リトランという教会の関係者を助けることで、神力が溜まったのだろうか。
ほどなく、シャドウとリトランは村のはずれにある、とある建物の前で立ち止まる。
「へ? 神社?」
「はて、これが教会ですが。シャドウ様のところでは、神社と呼んでいるのでしょうか。」
屋根は瓦ではないものの、どう見ても寺か神社にしかみえない。そして、さらには狛犬のようなものすらある。 実際、教会も神社も、神は違えどどちらも宗教に関する建物ではあるが。
「まあ、お疲れのようですので、あばら家で申し訳ございませんが、おくつろぎください。」
そして、夕食に精進料理とも思えるような粥をいただき、夜を明かすのだった。
翌朝、シャドウは朝日で目が覚める。 ふと耳を澄ますと、リトランのものであろうか、祈りの声が聞こえる。シャドウは声のする方、といっても小さな家なので隣の部屋であるが、へと向かう。シャドウが声のする部屋の扉を開けると、そこは小さな礼拝堂のようだった。いくつかのベンチがあり、その奥には祭壇と見知らぬ像がありリトランが片膝を付いて神に祈りをささげている様子が見える。
しばらくシャドウがその様子を眺めていると、リトランが祈りを終え、シャドウに向かって微笑みかける。
「お目覚めですか。 昨晩はよくお休みになられましたでしょうか。」
「はい。おかげさまで。 こちらは礼拝堂なのですね。」
シャドウが周りを見渡しながら、リトランに尋ねると、リトランもシャドウに頷いて見せる。
「もっとも、殆どここに祈りをささげにいらっしゃる方もおりませんが。」
リトランいわく、数年間に廃墟と化していたこの教会を根城にしてから、村の住民はリトランと仲良くやってはいるものの、神への興味はまったないとのことだった。リトランの人柄的には受け入れたが、神を受け入れたわけではなさそうだ。
「あの、なにか手伝えることはないでしょうか。」
シャドウが、おずおずとリトランに問いかける。
「いや、お客様ですから。 とはいえ、できましたら、表の掃除をお願いできますでしょうか。 その間に朝食の準備をさせていただきますので。」
シャドウは頷くと、おそらく掃除道具がはいっているであろう部屋の片隅のロッカーのようなものをあけ、果たして入っていた道具で掃除を始める。
しばらくすると、教会の前を農具を持った村人達が通っていく。
「あんた、見ない顔だね。」
通りすがりの村人達がシャドウに話しかける。 しかし警戒するそぶりは見られなかった。
「はい。 昨日からこの教会にお世話になっています。」
シャドウは礼儀正しく村人達に頭を下げる。
「そうかい。」
村人達もシャドウに軽く会釈をすると、興味なさそうに立ち去っていく。 少なくとも警戒はされていないようだ。 おそらくリトランの人格の賜物であろう。
朝食も夕食同様に粥であった。 肉中心の食生活を送ってきたシャドウ的には物足りなさもあったが、さすがに口にはださない。
そして、掃除や庭の小さな畑の世話などをしながら、数日が過ぎる。
昼の日差しを浴びながら、シャドウが畑の雑草を取っていたときだった。
「大変だ!」
大声で叫びながら、村人達が教会の前を走っていく。あわててシャドウが村人を呼び止める。
「どうしたんですか?」
「暴れ猪がでた!」
村人はシャドウに叫ぶと、そのまま走り去っていく。
「何事でしょうか。」
村人達の声を聞きつけたリトランが表に出てくる。
「暴れ猪がでたそうです。」
「それはまずいですね。 ちょっと行ってきます。」
そいうと、リトランは踵を返して、教会へ戻ると1.5mほどの長さの棒を持ち出してきた。
「いや、リトランさん。 そんな物もって、どこ行くつもりですか。」
「村の方々や農作物に被害が出る前に、暴れ猪を退治しに行ってまいります。」
「ちょっと、それなら俺も行きます。」
走り出すリトランの後を、その辺の武器になりそうな1mほどの太目の枝を拾って、シャドウが追う。
走りながらシャドウは考えていた。ゲームなら最初の村の周りには低レベル用のモンスターしかでないはず。 なら、Lv3なら問題ないだろうと。もっとも、それは武器といえるものを持った状態での話ではあるのだが。
シャドウ達が畑に到着すると、何人かの村人達が鍬などを構えて周りを伺っていた。
「暴れ猪はどのあたりですか?」
リトランが村人に話しかける。 幸いにも怪我人もなく、畑も殆ど被害はなさそうだった。
「おう、リトランさんか。 あの辺りに潜んでるな。」
村人が森の辺りを指差す。 シャドウも目の前のマップ表示を確認すると、緑の点が2つほど見えている。
「2匹居ますね。」
「あんた、分かるのか?」
今来たばかりのシャドウが言い当てるたのに、村人もリトランも驚いていた。
「あ、いや神のお告げってやつ? でしょうかね?」
シャドウがあわててごまかそうとするが、しどろもどろになり、余計怪しかった。
「ともかく、リトランさん。 一匹ずつってことでどうですか。」
シャドウはあわててリトランに話を振る。
「え? いや、私はかまいませんが、シャドウ様は大丈夫でしょうか。」
そこでシャドウは後悔した。 シャドウはLv3であり、おそらく初期のモンスター1匹なら素手でも問題はないだろう。 しかしリトランは自分の武器を持っているとはいえ、どれほどの強さかは分からない。 とはいえ、リトランは自信がありそうに見える。
むしろ、リトランにしてみれば、禄な武器も持たずに暴れ猪と戦おうとするシャドウが心配だ。流石にリトランとはいえ、シャドウはレベルの話はしにくい。 ニッコリ笑うことでリトランに返事だけしておく。 が、自分の持つたただの棒を見て、シャドウの表情が曇る。レベル3とはいえ、実際に拾った棒だけで戦うのは躊躇せざるを得ない。
「あんた、さすがにそれでは無理だろ。 これ貸してやる。」
そういうと、村人は大振りの鉈をシャドウに差し出す。 おそらく、ゲームでいえば初期装備相当のそれを見て。シャドウは頷いて受け取り、ほっとしていた。
「なあ、あんた。 俺達にも手伝えることはねえか?」
別な村人がシャドウに話しかけるが、村人を巻き込むことは、自分をも危険にさらすことになりかねない。 Lv3で村人を守りながら戦うなぞ、クエストなら失敗が見えていた。
「じゃあ、神に祈っといてください。」
とっさにシャドウは思いついたことを口にだす。そして、自分の胸の辺りで手を合わせてやってみせる。
シャドウとリトランがゆっくりと森へと近づいていく。 その間もシャドウはマップの緑の点の位置を確認し続ける。
シャドウは足を止めると、リトランに暴れ猪と思われる点がある場所を指差してみせる。 リトランは一瞬驚くが、シャドウに頷きゆっくりとシャドウの指差した場所へと近づいていく。
シャドウももう一つの点へとゆっくりと近づいていく。 その時、シャドウの目の前の点が動き出す。 シャドウの気配を感じたのであろう。 自分に向かってくるその点のほうをシャドウはじっと睨み、鉈を構える。 その瞬間、シャドウの目の前に暴れ猪が姿を現し、シャドウへと襲い掛かる。 そこにいる、と分かっていても、体調2mにも成ろうとする暴れ猪を目の前に、シャドウの身体が一瞬すくむ。
「こんちくしょー」
シャドウが破れかぶれで暴れ猪めがけて鉈を振るう。 破れかぶれの一撃とはいえ、LV3のシャドウの剣筋は正確に猪の頭を捉える。そして、悲鳴とともに暴れ猪はばったりと倒れ、その身を痙攣させる。 シャドウは鉈を構えながら、ゆっくりと暴れ猪に近づくと、絶命していることを確認し、ほっと肩の力を抜く。 そして、リトランの方に振り向くと、リトランが鮮やかに暴れ猪をかわしながらも、確実に仕留めているを見て舌を巻く。 そして、ついに力尽きたのか、リトランを襲う暴れ猪がばったりと倒れた。
「いやいや、あんた等凄いな。」
村人達は、シャドウが教えたとおり、胸の前で手を合わせていた。 意外と律儀な人達なだと、思わずシャドウはニッコリする。そして、レベルが4になっていることにきがつき、思わず笑顔がこぼれた。
「これで久々にお肉をいただけそうですね。」
どうやら、リトランも肉が食いたかったようであった。 おそらくシャドウの笑顔の正体が、それであったかのように。
「でも、暴れ猪って結構でるんですか?」
シャドウが暴れ猪を運ぶ準備をしていた村人に尋ねる。 暴れ猪は村人達の今日の夕食決定である。
「いや、殆ど見ないな。 2匹とか、この村はじまっていらいじゃねえか。」
「何かに追われたのでしょうか。暴れ猪が見境無く襲ってきたのも、気になりますね。」
そう言うリトランの顔が曇る。 本来、獣はよほどのことがない限りは人間を襲うことはない。 逆にいえば、暴れ猪にはそのよほどのことが起こっていた、とも言える。 その時、シャドウの表情が強張った。
「やべっ。 皆さん逃げて!」
シャドウが叫ぶと、村人達は動きを止める。 シャドウの目が森へと向かう。 シャドウのマップには赤の点が見えていた。それは暴れ猪などではなく、明らかに悪意を持ったものであった。 その数およそ10。 おそらくマップのエリアは半径10mほどであろう。それはほぼ目の前にいるに違いなかった。
そして、その赤の点の正体が、シャドウ達の目の前に姿を現した。
「ゴブリンかよ。」
シャドウが思わず口に出す。 ゴブリンは低レベルのオーソドックスなターゲットではある。 しかし、それは単体もしくは数匹での話である。 目の前のゴブリンは、まさしく群れと呼ぶに相応しい。
「鬼獣ですか。 低級とはいえ、この数は危険ですね。」
リトランも撤退すべきと判断するが、村人達はゴブリンに慌てふためき、その場で崩れ落ちるようにしゃがみこんでおり、とても逃げられる状況ではなかった。
「やるしかねーな。 よし、男みせたる。」
シャドウは持ってきた棒を拾うと、鉈で先を尖らせる。 それはとりあえず1mほどの簡易手槍となった。 鉈と簡易手槍を携え、シャドウはリトランとゴブリンに向かい合う。 そして、自分のやっていること、何が自分をそこまで駆り立てるのか、と自問するが、今は目の前のゴブリンに集中すべきと頭を振る。
ゴブリン達は、シャドウらを見つけると一瞬動きを止めるが、耳障りな奇声を発しながら襲い掛かってくる。 村人達から離れるべく、タケシとリトランはゴブリンへと向かっていく。
シャドウの初撃はゴブリンを捕らえる。 また、リトランも危なげなくゴブリンに立ち向かう。
「まずい!」
シャドウの目が、村人達へと向かう2匹のゴブリンを捕らえる。 村人達は、跪き、一心不乱に神への祈りをささげていた。 まさに困ったときの神頼みである。 そしてそれは、自分達に向かってくるゴブリンすら気がつかない状況を生み出していた。 シャドウは村人達を守るべく動こうとするが、しかし、目の前のゴブリンがシャドウの隙を狙うべく剣を構えており、その後を追うことができない。
「くっそ。 ウォークライ!」
シャドウはLv5で覚える、Lv4では使えるはずもないそれを、やけくそで叫ぶ。 しかし、シャドウの叫びはヘイトを自分に向けるウォークライとなり、村人達に向かっていたゴブリン達は踵を返すとシャドウに向かってくる。
「マジかよ。」
思わず使ったウォークライの効果と、そこにいる全てのゴブリンの殺意が自分に迫っていることの両方が、シャドウに思わずそう叫ばせた。
しかし、それはリトランがフリーになることも意味していた。 リトランはその隙を見逃さずに、自分に背を向けたゴブリンを倒していく。 そしてシャドウは目の前のゴブリンに鉈を振るい一撃で倒すと、さらに簡易手槍となった棒を別なゴブリンの胸めがけて突き刺す。 手槍はゴブリンの胸へと深く吸い込まれるが、抜こうとしても抜けなほど深く刺さっていた。 シャドウは咄嗟に抜くことを諦め、ゴブリンごと棒を振り回して周りのゴブリンを打ち払う。 致命傷には程遠い一撃ではあったが、ゴブリン達との距離を開けることには有効だ。 シャドウはその隙をついて、倒したゴブリンのぼろぼろのショートソードを拾う。
シャドウの振り回した棒で体勢を崩したゴブリン達は、リトランが次々に仕留めていた。 シャドウは村人達に向かった2匹のゴブリンへと向きあう。 シャドウは大きく息を吸うと、そのショートソードを構える。 ぼろぼろとはいえ、一応武器を持っているので、2体のゴブリン相手なら恐らく勝てるだろうが、安心はできない。そしてウォークライが使えることから問題は無いはずだが、チラッとLvが5に成っていることを念のために確認する。 おそらく村人達のあの一心不乱の祈りが、Lv5になった要因であろう。
「スラッシュ!」
シャドウの剣から、斬撃が飛び、2匹のゴブリンをあっさりと切り裂いた。 Lv5で覚えるその技は、剣から斬撃を飛ばし、敵グループにダメージを与える。 Lv5であること、ショートソードという剣であることの2つの条件を満たすことで、シャドウのスラッシュが発動したのだ。
マップから赤の点がなくなったことを確認すると、シャドウはほっと肩の力を抜く。 振り返ると、リトランが棒を杖に腰をさすりながらタケシに笑顔を見せていた。
「あんた等、命の恩人だ。」
その夜、シャドウ達が仕留めた暴れ猪の料理を囲みながら、ちょっとした宴が繰り広げられた。 そして、あの場に居合わせた村人達の口から、シャドウとリトランの勇姿がつむがれていた。
「しかし、シャドウ様は本当に凄いですね。」
注がれた酒をちびちび飲みながら、赤い顔のリトランがシャドウに話しかける。
「いや、リトランさんもどこかで修行されたのですか?」
教会に使える僧?でありながら、暴れ猪、そしてゴブリンすら倒す実力は、その姿からは想像が出来なかった。
「私達教会に使えるものは、ある程度の護身術は身に付けているのですよ。 そして私は修行の法師ですので、旅の危険を考えるとなおさらです。」
シャドウの感覚からすると、旅の危険といわれてもピンとこないが、ゲームの世界であれば移動には戦闘が付き物であるため、そう考えると納得できる。
「やはりシャドウ様は、神の使徒でおありのようだ。」
ボソッと、リトランがつぶやくが、シャドウの顔が強張る。
「あ、いや、別に意図はありませんし、このような場所で口にすべきではありませんでしたね。 どうも酔っているようだ。 先に失礼いたしますよ。」
そういうと、リトランは村人達に挨拶しながら教会へと一人帰っていく。
翌朝、シャドウが目覚めると、なにやら人の気配がする。 ふとマップを見ると、教会にかなりの人がいるのが分かった。 あわてて礼拝堂へと向かうと、そこにはほぼ全員かと思うほどの村人達が祈りをささげていた。
「どうしたんですか? これ。」
リトランを見つけると、シャドウが尋ねる。
「はい、皆さん神に祈りをささげるべくいらっしゃったようです。」
そう答えるリトランの顔には笑顔がこぼれていた。
「これもシャドウ様のおかげでございます。」
リトランがシャドウに頭を下げる。
「いやいや、リトランさんがいなかったら、こうはなってませんよ。」
シャドウがリトランに恐縮してみせるが、シャドウだけではこの結果にはならかったのは事実であろう。
「どうやら、時の歯車は動き出したようですね。」
「時の歯車?」
「ええ、事起こるとき、時の歯車が動き出す。 教会に伝わる一節でございます。」
そういうと、リトランはしきりに頷いてみせる。
次回予告:なんだっけ?