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第三話ディストリビューションズ

煙が辺りを包んでいる。

ふふっ。

ふふっ。

どうしたの?

どうしたの?

さっきから攻撃しないで守ってばっかりで。

さっきから攻撃しないで守ってばっかりで。

やべえな。トオルがそう言った。

え?

第五十六代目剣士がそう言った。

確かに翔が一方的に押されているもんね。

いや、そういう問題じゃないんだ・・・。お前はバカか?よく考えろ。

住宅街を思いっきり煙が包んでいて、おまけに金属音がする。

警察に目をつけられるだろ。絶対。

逃げるぞ。

え?翔は?いいからいいから。

僕は夢中で鉄パイプを振り回していた。さすが幹部、とても強い。

あれ?トオルたちがいなくなってる。

どうしてだろう。

パトカーの音が近づいている。僕は一目散に自宅に逃げた。双子もそれを追ってくる。

あいつら・・・僕を置いてきやがって・・・・

僕はやむを得なく、手榴閃光弾を投げた。

そして、家まで全力疾走した。

おいお前ら、僕を置いていきやがって。

えーだって怖かったんだもん。とトオル。

トオルが逃げろって言ったから。と少年。

トオルは悪くないな。悪いのはお前だ!と翔。

なんで!?

まあお前にはこれから僕たちの手伝いをしてもらうか。

え?

その代わりお前が一番貰える金額少ないからな。

いやいや、なんでいきなりそんな・・・。

まあそういうことだ。

ようこそ・・・。うーん。まだチームの名前決めてなかったなあ。

コ○ンだったら少年探偵団的な?

なんでコ○ンでたとえるんだよ!

まあチームの名前はかっこいいのがいいな。

するとトオルは本を取り出した。

そこにはなんかかっこいい用語集という題名があった。


なんだよそれ!第5がそういうと、

いや、ナレーション何気に僕の名前略してんじゃねーよ!※2人には聞こえていません

え?だって毎回第五十六代目剣士とかだるいし。※二人には聞こえていません

秘●の第9みたいにいうな!まあいいけど※二人には聞こえてません


さっきからお前なに1人でぶつぶつ言ってんの?

二人には聞こえていないって書いてあったじゃないか!

まあまあ気を取り直して。

適当なページを開いて決めよう。

そんな適当な・・・・。

じゃあいくよ。

ん、ナニコレ?ディストリビューション?

聞いたことがないな。

俺も。

でも、結構かっこいいんじゃない?

これに複数形のsを入れてディストリビューションズはどう?

こうしてチームの名前が決まった。

じゃあ、改めて、チームにようこそ!

あと、名前はなんていうの?

大九。「さっきナレーションと話しててそこからとった。」

ほお、大九か。よろしくな。大九。

これからお前はここに住むことになる。

は?

いや、だって当然でしょ?

いや、どこが当然だよ。

さあ、今年の目標を言います!

いや、流すな!さっきからトオルが何も言ってないじゃないか。

あれ?トオルがいないなあ。どこ行ったの?

まあ、とにかく目標を言います。

いや、トオルは?

僕は黒板に悪人族撲滅と書いた。

はあ?ふざけてるの?

62人もいるのにどうやって撲滅するんだよ!

は?なんでお前人数知ってんの?

まあいいんだよ。それよりトオルは?

ガチャ!ドアの音がした。

僕がドアを開けたら、一人の男をずりながらトオルが歩いてきた。

おお、でかしたぞ。

その男誰?!

悪人族のメンバーだよ。おばあちゃんの後ろから財布を抜き取ろうとしてたから。

おばあちゃんに気づかれないように気絶させて所持品調べたら悪人族のカード持ってたんだよ。

おまえすごいな!

いやいや、すごいのはカンナさんだよ。カンナさんが悪人族のこいつの居場所とか探してくれて。

第5は名前を聞いて少し戸惑った後で、

カンナって誰だよ!といった。

ほらよ。

これがそのカードだ。

トオルが投げてきたカードを見ると、

悪人族第5番隊南検事、と書いてあった。

いやーだが悪人族のネーミングセンスおかしいよな。

カンナさんは後で紹介するから。

とりあいず最初の目的だな。

第10番隊隊長近衛騎士。こいつの名前はまあマシ?だがこいつを狙うか。

いやいやけ・・・。第5は言いかけたところでやめた。

ピンポーン。とチャイムの音がした。

あっカンナさんだ。

・・・・・「第5」

おやっ第・・見かけない子だね。なんていうのかな?

あっ初めまして。大九です。

な、なんでカンナさんが・・・ディストリビューションズとつながってたのか?「第5」

初めまして、カンナです。





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