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プロローグ&第1話忘れラレぬ日


僕は、男に囲まれていた。5人くらいだろうか。僕は、鉄パイプを持っていた。

その鉄パイプで、まず一人を殴った。死なない程度に殴ったと思うのでたぶん大丈夫だ。

すると、一人の男が銃を取り出した。しかも、それに続いて他の男も銃を取り出した。

絶対に勝ち目がない。誰もがそう思うだろう。

警察も呼んでいないのでこの場にいるのは5人の男と僕の6人だけだ。

男たちが、銃を僕に向けてきた。僕が自家製の毒ガス玉を取りだしたのとほぼ同じだった。

銃声が響きわたったのと同時にガスが瞬くまに広がった。

僕は、その隙を狙って横に前転して弾をよけた。男たちはその場に倒れた。

僕はガスマスクをしていたので無事だった。すると、ガスの中から一人の男が出てきた。

ガスマスクをしていた。5人の男のうちの1人かと思ったが、倒れている男の人数を数えたら5人いたのでちがうのだろうと確信した。

僕は、その男の姿に少し警戒した。

右手に日本刀、左手に銃。あまりにも歪な二刀流だった。

そして、僕が気づいた時にはおそかった。男は、日本刀を引き抜いた。

刀が炎に包まれていた。

あっという間に鉄パイプを弾かれ、

僕の手中から消えていた。

僕の体は燃えていた。

男は銃を僕のほうに向けた。

そして・・・・・・。

2月5日


この日は俺にとって忘れられない日になった。

公園を散歩していると男がナイフを持って子供に襲い掛かっていた。

それをみて俺は恐怖を感じた。警察を呼ぼうと思い、電話を取り出したが指が震えて番号が打てない。

当然だ。それどころか警察の番号まで思い出せなかった。

119だっけ?109だっけ?そう思っていると男はこっちのほうに走ってきた。

これが絶対絶命という奴だろう。俺は足がすくんで動けなかった。

ああ、ここで死ぬんだな。俺はそう感じた。

すると、男の首筋に矢が刺さった。そして、男は倒れた。

大丈夫かい?そういいながらあいつは近寄ってきた。

あいつといっても、その時はまだあいつのことを知らなかったか。

君、ちょっと来てくれる?あいつはそう言った。

あの男のことは置いといて、俺はあいつについていった。

行った先にはマックがあった。俺は店内に入り、ポテトのsサイズとコーラを頼んだ。

えーっと、何から説明すればいいんだろう。

話を聞いてみると彼の名前は松平翔といい年齢は俺と同じ15だそうだ。

彼は町をパトロールをしたり、指名手配犯を捕まえてお金をもらい生活しているそうだ。

まるで警察官だ。いろいろ話していると、店内に悲鳴が響いた。

おい、全員手を上げろぉ。

強盗だ。3人居る。犯罪者に会いすぎだろ。今日は。

すると、翔は、公園にいた男を倒した弓を取り出しながら、こう言う

なあ、お前最近おかしいと思わないか?こんなに犯罪が増えて。

警察もすぐには来ることができない。

だから俺たちがいる。

俺たち?

そう思った瞬間店員がスタンガンらしきものを取り出し、男に電撃を浴びせた。

よくやった、トオル。すると、翔は俺に日本刀とサングラスを渡した。

え?

それは刃物じゃないから安心しろ。日本刀のレプリカだ。サングラスをつけろ。

俺はサングラスを付けた。するとまばゆい光が店内を包んだ。

よし、行くぞ。

トオルはさっきのスタンガン当てたやつ。お前はあのデブのやつを頼む。

え?俺こういうのやったことないし。いいからほら! 

俺は背中を押され犯人の前に立った。

う、うわあああああ!

あまりにの恐怖に僕は悲鳴を上げながら日本刀を振り回した。

しばらくすると男は地面に倒れた。

本当に今日はめちゃくちゃな日だった。俺はこの日を忘れることは決してないだろう。これが僕にとってのすべての始まりで、翔にとっては終わりの始まりだった。

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