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でもだけど。

作者: 夏来 素麺

前回投稿したものに続きただの独白のような何かです。ハイ。



誰か俺を愛してよ。


そうやってただ吐き出してみたけれど、誰も聞いてやしないし、誰も気に留めてやしないし、誰にも届きやしなかった。


けどまあ、当たり前と言えばその通り。

だってこれは、ただ吐き出してしまいたかったから外の空気と同化させただけであって、誰かに向けてなんて言ってないし言ったつもりもないし言いたくもない。


自分には人から愛される資格はないんだ。

なぜならそれは単純に明快。純粋に爽快。

愛される事に慣れていないから、ただそれだけ。


愛されたいと願っている本人が、他人からの愛をねだりやがる人物が、

その欲しがっている愛を与えられる事に適応し切れていないのに、

願望だけは叶えてもらおうだなんて、とんだ笑い話というやつだ。


だから、故に、然るべきして、俺は愛されない。

愛してもらえない、んじゃない。そんな悲観的で悲劇的なものの見方なんて割に合わない。


愛を知らないからこそ愛されない。愛を受けないからこそ願わない。


それなのにだ。


最近はなんだか心が沈む。

例えるならば、そうだな。

波の低く少ないプールに洋服を浮かべて置いて、置いてすぐの頃は水面を仰いで漂っているのに、

時間が経つと水分を吸ったせいで、その洋服は徐々に徐々に着実で確実に、

水底へと沈み行ってしまう、その様子とでも言えよう。


今の俺の心は丁度沈み始めた所。

自分の心の本当の何かに気が付いてしまった。所。


もしかしたら俺はこれから貪欲に愛を求めるかもしれない。

はたまたもう一度悟り直して、愛をねだらないように戻るかもしれない。


そんな事は今は分からない。分からないし、興味が無い。


とりあえず、今の俺が言いたいのは、


誰でもいいから、俺に愛を教えて欲しい。

感想、良点悪点アドヴァイスなど頂けると幸いです。

暇つぶしになりましたかね。

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