繰り返す、道と思い出
バイト帰り、広い道の真ん中で君を思い出すよ
ここから真っ直ぐ歩いていけば僕の家
ほんと疲れた、なんかムカつく、一人でご飯て寂しいわ
そんなどうでもいいこと愚痴っても
結局なんだかんだで食べてるし…
そう、そしてだいたい3時間後。
君を失っていたのは。
バイト帰り、ほんの10分程度で着いてしまう家
こんな広い道、疲れた僕がただ一人
君の笑顔が、僕の言葉と、くっついては離れたりして…
時は戻らないと分かっていても
だけど繰り返すんだ、僕の世界は。
バイト帰り、一人のご飯、ただ流れてるだけのテレビ
そんな全てが現在とあの時と…重なっては消えたりして。
そう、そしてだいたい3時間後。
君を失っていたのは。
こんな夜に、僕の言葉は、そもそもいらないんだよ。
どうでもいいことしか口走らない
君の最期を見ていたいから
今もバイトをやめられないんだ
バイト帰り、広い道の真ん中で君を思い出すよ
それくらいいいだろうと寂しいんだ僕は