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ニナ、君の歌が聞こえる~ Nina,I hear you sing ~

-登場人物- 『ニナ、君の歌が聞こえる~ Nina,I hear you sing ~』

<< メインキャスト >>


【ニナ・ジェフリー】:主人公

鳶色(とびいろ)の目に栗色の髪。身長は155㎝体重38㎏とまるで子供のように小柄で華奢。

イギリス地方都市生まれ。養護施設で虐待を受け、更に中学を卒業すると院長にレイプされる。その事件を切欠にニナは施設を出てパブの下働きなど転々としながら極貧の生活を送るが、天賦(てんぷ)の歌の才能を見出され、ミュージカルの世界に飛び込むこととなる。『天使の歌声』と評された類希なる歌唱力で一躍スターとなる。そのニナと恋に落ちたハドリーに助けられ成長していく。好物はハドリーの作るカスタードプディングと、チキンサンドイッチ。


【ハドリー・フェアフィールド】

実力ある若手ミュージカル俳優。親友は同じミュージカル俳優のラルフ・カールソン。大胆な演技と伸びやかなテノールで実力人気ともにラルフと共に抜きん出た存在だが、素顔は無愛想で皮肉屋。舞台至上主義で舞台となると熱くなるが、女性関係では冷酷。



<< ニナを支える人々 >>


【アルバート・ボートン】

茶色の髪に鳶色の瞳。イギリスを代表するテノール歌手でありミュージカル俳優。ニナを我が子のように慈しむ。


【キャサリン・ボートン】

アルフィーの妻。通称キャシー。金髪に緑の目。ふっくらとした体の優しいお母さん。


【キャンベル・マクレガー】

世界を代表するミュージカル・プロデューサー。ニナをわが子のように可愛がる。


【ラルフ・カールソン】

黒髪に黒い瞳。ハドリーの親友。ミュージカル界のスーパースター。


【ジェームズ・ボートン】

アルフィーとキャシーの子。長男。アルと同じ茶髪に鳶色の目。ニナと姉弟と同様に育つ。思いやりがあり優しいが、ニナと妹をからかう癖がある。特に自分より年上のニナを、まるで子供のように扱って怒らせることがしばしば。だが、ニナが苦境に陥ると全力でニナを守ろうとする。


【アニー・ボートン】

アルフィーとキャシーの子。長女。キャシーと同じ金髪で緑の目。ニナを姉と慕う。


【デイジー・ケイン(後にデイジー・コーナー)】

同じ養護施設で育ったニナの友達。赤毛の緑の目。ニナ同様施設を飛び出して自立するが、転落し売春婦になる。極貧のニナにお金を無心するが、後に改心し潔白に生きようとする。一時花栽培の農家に里子として預けられた経験から、偶然花屋の職を得てフラワー・デザイナーとなる


【テッド・ペイン】

行き場の無くなったニナを引き受けるライブハウスのオーナー。身長185cm。長い黒髪を一つに束ねている。瞳は黒。いつも無精ひげを生やしている。温厚で世話好き。ニナの歌の才能を最初に見出した人物。人前に立つことを嫌ったニナに、私的な場を提供して歌わせるなど配慮しながらその才能を披露させた。交友関係が広く、特に音楽関係での繋がりでニナを後押しし、世界に出る切欠を作る。


【ベラ】

ニナがライブハウスに入る前のパブのベテランホステス。身長170cm。黒い長い縮れ髪で、いつも無愛想に煙草を吹かしている。どこも雇ってくれなくなって途方にくれていたニナに、知り合いのテッドの店を紹介する。口が悪く、見た目は意地悪そうだが、ニナには優しい。


【マイケル・ボールドウィン】

イギリスを代表する往年のミュージカル・スター。現在は「マイケル・ボールドウィン・ショー」というTV番組を持ち、未だに影響力を持ち続ける。番組のスタッフがテッドの知り合いだった関係でニナの存在を知り、自身が経営するミュージカルアカデミーにニナを招待する。そこでニナは基礎を学び、「レ・ミゼラブル」のキャストオーディションに合格し、舞台に立つこととなる。


【ケント・アンダーソン】

ロンドンの病院に勤務する精神科・心療内科医。イギリスの第一人者。身長185cmと長身。薄茶の混じった金髪で茶色の目に眼鏡をかけている。自閉状態に陥ったニナを担当する。普段は冷静沈着。



<< ミュージカル関係者 >>



【キース・ドノヴァン】

若手ミュージカル俳優。ABCメンバーやアンジョルラス役もこなす実力派。最初ニナをからかうがその実力に脱帽する。以降ニナを暖かく見守る一人に。


【ケイティ・ハリス】

ニナとは最初の公演でのコゼット役で共演して以来の仲良し。ニナの背中の傷を最初に見たうちの一人。ニナを優しく見守っている。翌年のワールドツアーでも共演したが途中体調を崩し妊娠が判明し帰国した。


【サンドラ・バーカー】

実力派若手女優。エポニーヌが得意。ワールドツアーでニナが代役でコゼットを務める事になった時、エポニーヌの代役を引き受けた。『路上の天使達』でも年上の娼婦役で共演。ニナが自閉状態に陥る原因となったパーティでもニナを守っていた。以降何度も共演している。


【ジュリー・ゴールドバーグ】

テナルディエ夫人役で有名なミュージカル女優。大柄で強面だが、ニナの内心を見抜くなど優しさも併せ持つ。


【マート・ルーサー】

本業はコメディアン俳優であり歌手。見た目がニナの嫌う院長に似ていることを悩んでいる。アルバートの親友。ニナを「俺の娘」と公言するなど可愛がっている。


【マーク・トヴェリー】

ワールドツアーでのマリウス役でニナと共演。ニナのコゼットを聴いて恋に落ちる。台本にないキスを本番で強行してハドリーとあわや乱闘になりそうだったが、『ニナが自分を好きだ』というのが幻想と思い知らされ失恋。


【リンダ】:事務所の衣装担当

金髪の巻き毛をくくっていつも怒鳴り散らしている女傑。仕事には正確かつ熱血。最初にニナの虐待の後の背中の傷に気づき、以降ニナを優しく見守る。栄養士の資格も持ちツアーでのニナの食事管理も担当する。


【カイル】:事務所の大道具担当

劇場の大道具を一手に引き受ける。


【サラ】:事務所の事務担当

契約から電話の取次ぎまで事務所の事務を一手に引き受ける才媛。いつも冷静沈着で動じない。


【ヒューイ・ジェファーソン】:俳優

オーストラリア人の映画俳優で舞台俳優。映画「レ・ミゼラブル」で主役のバルジャンを勤めた。後にミュージカル舞台「路上の天使達」でニナと共演、主役のJJを務める。


【クレア・クロックフォード】:ミュージカル女優

ブロードウェイを中心に活躍する女優。身長170cmスラリとした金髪の美人。かつてはイギリスでリンダとともに研修生だった。その時ハドリーとは恋人同士だった。冷静沈着で物腰は柔らかいがその実は冷酷。


【ジュリア・ウェイン】:ミュージカル女優

妊娠で降板したニナの代役を務めることになった新人。160cmと小柄で華奢。あっけらかんとした物怖じしない性格で、ハドリーやキースに体の関係を迫って慌てさせた。


【レイモンド・ブラウン】:ミュージカル俳優

ニナとアカデミーで同級生だった若手俳優。ニナより1歳年上。通称レイ。黒髪で長身、ハンサム。アカデミー時代からニナの事が好きだった。アカデミーから研修生を経て、アンサンブルや、地方での公演のプリンシパルなどを務めて、ニナが出産から復帰後の復帰公演でマリウスを務める事に。


【フレッド・ジョーンズ】:プロデューサー/演出家

レイと共にシェフィールドで地方舞台を支えるプロデューサー。くしゃくしゃのシルバーブロンドで灰色の目。ハドリーとは研修生時代の同期で、一緒に地方回りをしていたがそのまま地方に居つき活動をしていた。ハドリー同様口が悪く、辛らつだが敏腕。



<< 施設関係者 >>



【ジェイコブ・ハンセン】:児童養護施設の院長

大柄でスキンヘッド。強欲で女好き。施設の女の子を食い物にしている悪辣な人物。性的虐待や児童虐待を繰り返していた。


【サム】

施設の最年長。ハンセンに虐待されながらも小さな子達を守ろうとする好青年。ハンセンの魔の手からこっそり女の子達を逃がしている。


【ナンシー】

ニナより2歳年上の女の子。ハンセンに弄ばれているが8歳下の妹がいるため逃げられなかった。それにより多重人格を発症し、ハンセンに呼ばれる時には淫乱で男好きな『マルガリータ』が現れる。


【カレン】

施設から脱走した女の子の一人。同じような施設出身者の彼氏と同棲中。



<< その他 >>



【ダグラス・ゴールドバーグ】

イギリス首相。「ニナは私の娘」と公言するほどニナのファン。


【グラハム・クレイトン】

イギリス最大手製薬会社E&W社のCEO。カンパニーへの最大出資者でもある。鷹揚な性格と思わせて実は女性関係には汚く、ニナを自分の愛人にしようとパーティを企てた。


【宿屋の親父】

氏名不詳。イギリスの湖水地方で寂れた宿屋を営んでいる。無口で無愛想。

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