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宝秀謙信について

 友達宣言後お茶とケーキを堪能していた私は九条さんに私の許嫁話をなくす方法を一緒に考えてもらいました。


 「でも謙信様は、幼馴染の私が言うのもなんですが、成績優秀でスポーツ万能、見た目もよく、宝秀学院の理事長のお孫さんで、将来は約束されている方なのになぜ一条さんは嫌なの?」


 「宝秀さんが嫌じゃなくて、許嫁話が勝手に進められていたことに怒ってるんです。私はまだ15歳でもう自分の相手が決まっているなんて嫌なんです」


 私の怒りの表情に怖がる九条さん。

 そんなに怖がらなくても……

 「なので九条さんもこの話を潰すのを手伝ってくださいね」


 「……わかりましたわ」


 1時間ほど九条さんとお話して、九条さんのお花の稽古があるみたいなのでお話の続きはまた明日以降にということで喫茶店の前で別れました。


 家に帰ると道着を着た祖父が私を待っていました。

 謙信くんはどうだったとかいろいろ聞いてくるので適当に返事をしました。


 「未来(ミク)、道着に着替えて道場に来るように」


 「え?今日はお休みじゃないの?」


 「気が変わった、稽古をつけてやるから早く着替えて来い」


 えー嫌なんですけど。今日は稽古はお休み日だから新作の映画DVDを見るつもりだったのに・・・・・・

 でも祖父に逆らうことができない私は


 「わかりました」


 部屋に戻り道着に着替え2時間ほどしごかれました。

 もちろん疲れ果てた私はお風呂に入りご飯を食べたらすぐに眠気が来たので寝てしまいました。

 もちろん新作の映画DVDを見ることもできずに翌日返却しました

 グスン。

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