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高級そうなカフェに行くとメイドさんがいました。

 高級そうなカフェに入った私と九条さん。

 てっきりお供の方を連れてくるのかと思っていたんですがどうやら私たちだけのようです。

 ウェートレスさんが注文を取りに来てくださったのですがその制服が


 「メイド服!」


 つい声に出してしまいました。

 そういえばうちの弟はメイド服の着た綺麗なお姉さんの写真集を持っていたわね~

 必死に隠していたみたいだけどバレバレなのよね~

 母も知っていたみたいだし。

 弟がいなくなった今あの写真集はどうなったのかしら?

 今度探してみよう。


 「あのう・・・・・・」


 「あ、すみません、その服が可愛いな~と思いまして」


 ウェートレスさんは笑顔になり


 「ありがとうございます」


 ウエートレスさんは笑顔で対応してくれましたがその笑顔がさわやかでまぶしすぎます。


 「ご注文よろしいかしら」


 あ、いけない九条さんを放ったらかしでした。


 「はいどうぞ」


 私も何にするか決めないと

 メニューを見ると私の知らない言葉がズラリと並んでいるのですが?


 「……でお願いしますわ、一条さんは決まりましたか?」


 どうしよう……そうだ


 「九条様と同じものでお願いします」


 わからないときは同じものをお願いする。

 漫画や小説でよくあるよね~

 私、主人公みたい!


 「……でよろしかったでございましょうか」


 「お願いしますわ」


 「かしこまりました、少々お待ちくださいませ」


 メイドさんは去っていきました。


 「‥‥‥‥‥‥」


 「‥‥‥‥‥・」


 話があるなら早くしてください。 

 だいたい何の話かわかりますが。

 この沈黙がツライです。

 私たちはお茶とケーキが来るまで何故か一言もしゃべりませんでした。

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