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ようこそダンジョン村へ  作者: 照師
タイトル(仮) この章のタイトルが思い付かないのでとりあえず仮タイトルから始まる物語 思いついたら変更します……たぶん
3/19

洞窟の中で目を覚ました。なんか不思議な夢を見ていた気が……どんな夢だっけ?まあいいか、なんか気味の悪い夢だった気が、

「ん!?」

首から赤いスライムがポトリと落ち、這いずりだし、離れていく、震えると急に跳び跳ねながら洞窟の奥へと消えていった。

「あれがブラッドスライムって奴か……ということは!」

ステータスオープンと心の中で唱えるとステータスが出てきたのだ。


神代晟都LV.1

ジョブ 神徒LV.1

HP10/10

MP10/10

力1

運1

固有スキル 光魔法LV.1


「おお!ステータスが見える、俺の固有スキルは光魔法か」

ダンジョンは部外者を受け入れないという説が有力である。スライムは基本ノンアクティブモンスターであり、こちらから仕掛けなければなにもしてこない、しかしダンジョン以外の生物を発見すると飛びかかり血をすすり、己の分裂した核を産みこんでブラッドスライムへと進化するのだ。

やがて核を産みこまれた生物は心臓に新たな核ができダンジョンの生物と認識されるため、スライムがノンアクティブ化するといわれている。

「これで俺もただの人じゃなくなったわけか」

そのおかげでステータスの恩恵を受けることとなり力1で1割の身体能力が上がり、運は諸説ありよくわかっていない。

力の代わりに代償もあるんだがな。

それとダンジョンには魔素が充満しており、魔素の薄い階層では生きていけないブラッドスライムは、魔素の濃い深層へと向かっていったのだった。

「さて、スライムを倒すため、武器を調達しないとな」

ダンジョンの根は法の番人とされ、掟を破り浅い階層に来てしまった魔素の高い魔物を捕らえ養分とし、太く皮を剥ぐと中にアイテムが入っている根、通称宝箱になる性質があるとされている。

少し先に進むとブラッドスライムがダンジョンの根に捕らえており養分を吸われたブラッドスライムは干からびて消え、木の根はやがて太い根に変わってしまった。それは機械的な女性の声で話しかけてきた。

『初回限定で武器を選べます』

木製の剣、槍、棒、短剣、棍棒、弓、斧、杖、ロッド、刀、小刀、靴、ギター。珊瑚の杖

『この中から選んで下さい』

「……これがダンジョンの宝箱か」

なんか色々あるな……ギターってなんだ?ネタか?木と珊瑚の杖の違いは?まあいいか。

「木の剣で」

『了解しました』

木の根はウィーンと音をたて(恐らく超振動で暖めている音)ゴトゴトと揺れ(整形してるっぽい音)チンと鳴った。

レンジか?レンジ式だったのか?

気を取り直して皮を剥ぐと中には木剣と布の袋それと木を編み込んだようなベルトが入っていた。

ベルトを腰に巻く、ここに木剣を射し込めばいいな、そしてナップサックのようか形をした布の袋を担ぐ。

「さて武器を手に入れたしスライムを倒しに行くか」

木剣を手に取りスライムを倒しに向かった。

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