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第九話

※【全はちゃ!!】本家様制作関係者のみ閲覧可

※ 未登場人物などネタバレ有り

関係者以外はお帰りくださいませご主人様


【全はちゃ!!】関係者の皆様へ

元作品作者と違い、キャラ設定の詳細把握ができておりませぬので、多数キャラ崩壊がございます!

あくまで雑コラとでも思ってご覧くださいまし!


ではではではではではではレッツゴー!

[チームa:拠点]


プルルル プルルル…


さほろのスマホが鳴り出した。

着信音にいち早く恭弥が気付く。


「あれ、電話だ」


「さほろのスマホ?誰からかな?お母さーん、電話ー」


透花が真慈とだべっているさほろを呼びに行った。


「電話?あ、古都花からだ。なんかあったんかな?」


「もしもし古都花?」


『あ、繋がった』


「いきなり電話なんてどうしたの??」


『情報交換した方がいいと思ってさ』


「お、こっちも新情報あるよ!まず古都花から教えてー!」


『じゃあまず…』



「ほぇー、そっちは東京やったん?」


『うん、そっちはってことはαも現在地わかるの?』


「こっちは大阪郊外だよ」


『うわ遠いな、ってか日本三大都市じゃん』


パラレルワールドと気づいたことで、互いの現在地が分かり、合流しやすくなったようだ。

離れてはいるが会える可能性が高まり皆の表情が明るい。


「でも、パラレルワールドか…こっちにも現実にいた人間がいるんかな?」


『だとしたらこの世界の家メンもいるんじゃない?』


「あー、だから私ら東京と大阪なんか、下手に愛知に飛ばすと混乱を招くしね…」


『でもいつか会ってみたくない?』


「確かに、新村vs新村とか絶対おもろい」


どうやら家メンは(作者)と同じ考えのようだ。まぁ私が書いているのだから当然なのだが…

やはり家メンvs家メンは見てみたいものである。


そうこうしているうちに話はひと段落ついたようだ。


『じゃあこれで一通り情報は共有したね?』


「東京と大阪じゃ会うのは難しいけどお互い頑張ろー!」


『あ、そうだ。これからの目標は全国制覇だけどそしたらαとβも対戦することになるよね?』


「確かに…なら勝った方に負けた方を吸収させればいいじゃん!」


『ってことは決戦の地は愛知か…東西戦争ってとこだね』


「この世界の家メンが組み作ってたらそことも戦えるじゃん」


『あ、充電そろそろやばいかも』


「じゃあ切るねー、バイバーイ!」


ツーツーツー


「ってなわけで我々チームαは他組織を吸収しながら愛知に向かうことにする!」


電話の結果α対βの抗争は愛知で行われるようだ。

目標が決まったのならば手っ取り早く組織の吸収に動きたいものである。


「とりあえず新村と俺とさほろで情報集めに行こう」


恭弥がテキパキと指示を出していく。

まとも陣営であり軍師的存在の恭弥は、その教祖の才能からかまとめるのが上手いらしい…


「ってかなんで私…?」


強いわけでもないのに選ばれたさほろがあたふたする。


「さほろさんはコミュ力お化けでしょ?事情聴取に向いてるかと思ってさ」


「確かにさほろ適任じゃん!」


恭弥の説明に透花が賛同する。


「新村は事情聴取に応じなかった奴に武力行使するときに必要だしな」


「おう、俺が全員まとめてぶっ飛ばす」


新村は既に殺る気満々のようだ。

しかしここで懸念点が発生する。αの戦力は新村に依存しているのだ…。


「新村持ってくことで拠点は守りが薄くならない?」


すぐさまそこに気付いた愁人が言った。

新村のいない拠点はネギ背負った鴨のようなものである。


いずれにせよ先日のようなチンピラに絡まれると危ない。

しかしその点についても恭弥には案があったようだ。


「…いざという時は透花を囮にすればいいんじゃない?」


…良い案とは??犠牲になることが決定した透花は目を丸くしてファっ!?と叫ぶ。


「おおー、恭弥天才ー。」


「殴るぞロリコン()っつ!!!!」


すかさず恭弥の案に賛同する筍と謎にヘイトを買っていく透花。

これは囮にならなくてもすぐに○されそうだ…


「透花囮はダメ、死んだら寂しいじゃん」


「さほろっ!!!トゥンク」


「あ、効果音自分で言っちゃうんや」


「おいメタいぞ、読者からすれば違和感ないんだろうから」


「おいメタいぞ…お前らもう喋るな」


さほろのおかげで透花は九死に一生を得たようだ。


「さほろさんは安心して、囮は冗談だから」


「驚かせんなよ…」


どうやら恭弥の囮発言は冗談だったらしい。真面目な顔で言うからわかりにくいわ!と透花がキレる。


「でもやっぱ拠点の守りは心配だよね…」


「あ、そうだ!拠点組を作らずにみんなで事情聴取するのはどう?」


「却下」


「え、なんで?」


透花が珍しくまともに会議に参加する。なかなかありな案だと思ったが爆速で恭弥に却下された。


「だって君たち(問題分子共)連れてったらまともな話し合いにならないのが目に見えてる」


懸命な判断である。作者も一回そのパターンで書いていたのだがカオスになりすぎて没にしてしまった。


「なら拠点組は新村が帰ってくるまで資材の隙間で息を潜めるのはどう?」


真慈がそう提案する。引きこもりインキャらしい案だがありだ。


「それもありだね、じゃあそれぞれ荷物まとめて資材の間に隠れておいて」


どうやら真慈の案が採用されたようだ。探索組は拠点組に荷物を任せ、拠点から出て行った。

αはもう全国制覇に向けて動き出したようですねー!

ひとまずは周りの組織を取り込むのが目標でしょうか?

周りの組織といえば、透花に絡まれて新村にボコられるとかいう不憫なリーゼントがいましたね!

確か…飛竜組?でしたっけ?

ここからどのように関わってくるのでしょうか…?

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