第八話
※【全はちゃ!!】本家様制作関係者のみ閲覧可
※ 未登場人物などネタバレ有り
関係者以外はお帰りくださいませご主人様
【全はちゃ!!】関係者の皆様へ
元作品作者と違い、キャラ設定の詳細把握ができておりませぬので、多数キャラ崩壊がございます!
あくまで雑コラとでも思ってご覧くださいまし!
ではではではではではではレッツゴー!
[チームβ:拠点]
「おおー!ここが私たちの拠点‼︎‼︎」
「思ってたよりは悪くないのです‼︎」
拠点にする予定の資材置き場を見て瞳と未紀が歓声を上げる。
まだ物もなく殺風景な場所だが、逆に伸び代しかないわけで、どんな拠点にしようかとすでに楽しみだ。
「とりあえず、もう夜中だしそこのプレハブで寝るか」
「女性陣雑魚寝大丈夫?」
気を遣って裕介が問いかける。
「全然平気なのです‼︎」
「修学旅行みたいでワクワクするしね!」
瞳と未紀はノリノリで了承した。
古都花と優は…
「優一緒に寝る?」
「暑苦しいからやだ」
いつも通り優が古都花を軽くあしらっている。
それにしても古都花、愛しの彼がここにいなくて良かったな。
そんなこと冗談でも本人の前で言っちゃダメだぞ。
「それじゃ、もう夜明けまで時間ないからさっさと体力回復するよ」
「はーい!おやすみー」
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翌朝…
昨日寝た時間も遅かったと言うのに裕介と璃玖はもう起きていた。
「拠点見つかって良かったねー」
「まだ住みにくいとこだから改良はするけどな」
どうやら今後の拠点の整備について話しているようだ。
「資材置き場なだけあって、材料は有り余ってんだけどね…」
「器用な奴がいたら頼めるけどな…」
「未紀は壊しちゃいそうだし、当然ながら僕はそう言うのそんな得意じゃないし…」
「瞳は…絶対ふざけるな。優とか久志は頼れるけど…」
この状態の拠点でも寝泊まりはできるが、快適さを求めるためにもここは頑張っておきたい。
そうこうしているうちに他のメンツも起きだした。
「ふわぁあ、おはよ」
「えっもう朝?まだねむーい」
あくびをかましながら起き出す優と寝っ転がったままゴロゴロする古都花。
「2人とも起きるの早いね、何してたの?」
「もしかして恋バn…「ちゃうわ」
未紀と瞳も起きたようだ。
瞳が修学旅行気分で話出し爆速で否定される。
「もうみんな起きたか、なら拠点整備するぞ」
「えー、まだねたーい」
「じゃあ昨日のグループわけで分担するぞ」
全員が起きたことを確認し、裕介が古都花のぼやきを無視して指示を出す。
「優&古都花はここに残ってプレハブの修理な。雨漏りとかしないように注意しろよ。」
「了解しました総ちょ…「僕は総長じゃない」
「璃玖&久志もここに残って優と古都花の補助な。主に資材探しを頼む。」
「承知いたしました総ちょ…「だから総長じゃないって」
「瞳と未紀は近くで食料探しだ。コンビニとかでいいから探してくれ。」
「承りました総ちょ…「もういいや、総長で…」
「んで僕と渉が付近の探索ってところか。」
役割分担も終わったところでそれぞれが行動を始める。
それはそうと本人が諦めたためチームβの総長は裕介に決まりだ。
え、なんでって?作者がそう決めたからだよ裕介君。
ここでは作者が最高権力者なのだからね⭐︎
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[優.古都花.璃玖.久志]
4人は拠点修繕居残り組に割り振られている。
早速優がどこからか引き摺り出してきた板と釘で屋根を補強し出す。
古都花は何故かバールを見つけ出して振り心地を試しているようだ。
優にでも持たせるのかな…?絶対似合うわそれ。作者は今決めた、いつか優にバール持たせると!
璃玖と久志はすみで優に渡す木材や釘を探しているようだ。
「この板とか床に貼るのにいいんじゃない?」
「でも板の上で寝んのは嫌だなぁ」
「近くにホームセンターでもあれば布団買いに行けるのにねー」
「まぁそこは探索組に賭けるか…」
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[瞳&未紀]
歩き始めて数分後…
2人は恋バナで大いに盛り上がっていた。
「ええー、でも未紀の好きな人かぁ…ぜんっぜん予想つかないわ…」
「確か瞳の方は裕介が大体見当ついてるって言ってたよねー!」
「まぁ裕介だしねー。」
作者も家メンの恋愛話には興味あるのだが、残念ながら詳細は知らない。
作者として物語を進めないといけないのだが、気になって気になってしょうがないのだ。
原作で詳細発表があれば良いのだが…
っていうか昨日も恋バナしてたよね?ネタ尽きないの?恐るべし女子会…
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「あ、あれコンビニじゃない?」
「ほんとだ!とりまメモって拠点に帰って報告しよ!」
しばらく進んだあたりでコンビニが見つかったようだ。
新村と違ってしっかり報告するあたりは好感を持てる。
2人はメモ帳に大体の位置を書いて拠点へと戻っていった。
因みに作者はか○あげくんが大好きなので。このコンビニはロ○ソンとする。
異論は認めない。
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[裕介&渉]
「おっ、あれホームセンターじゃね?」
「ナイス渉」
他のグループとは違い、2人は早々に目的の場所を見つけたようだ。
「あれ、なんか僕この場所見たことある気がする。」
「え、なに?デジャヴって奴?」
「ごめん渉、ちょっと周り見てきてもいい?確認したいことがある。」
裕介はもう一度ホームセンターの外観を眺めて何か気づいたかのように歩き始めた。
「あ、ここ東京だわ」
「え?」
数メートル歩いたところで裕介がいきなり立ち止まって言った。
「僕この付近修学旅行で来たことあるんよ…」
「え、まじ?じゃあもしかしてこの世界現実?」
「いや、落書きとかゴミとかが多過ぎる。でも建物の配置とかは東京と瓜二つなんだよ。」
「パラレルワールドってやつか…」
「多分ね。」
「一旦拠点に戻ろ、こりゃ情報交換が必要だわ」
新たな情報に混乱しながらも2人は拠点へと帰っていった。
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[チームβ:拠点]
「…以上が今回の探索で分かったことだ。」
「パラレルワールドか…」
「なら現実の知識も使えるわけだね。」
やはりこの世界がパラレルワールドという情報は重要だったようだ。
皆神妙な面持ちで話し込んでいる。
現在地が分かったという点は、チームaと合流する上で役に立つだろう。
まぁ大阪と東京な訳で、会うのはだいぶ先になりそうだが…
「あ、そうだ。この情報ってチームaとも共有した方がいいよな」
「確かに、じゃあ今回は私が電話かけるよ」
「任せた」
渉の提案に古都花がスマホを取り出す。
「じゃあかけるねー」
プルルル プルルル…
パラレルワールド…
並行世界というものは、あらゆる分岐によって変化したifの世界の話である。
それは限りなく現実に近く、実在する人物や建造物、国家や派閥があるのだが…
この場合パラレルワールドの家メンはどこにいるのだろうか…
ifの世界の家メン、いずれ運命が交差することがあるかもしれない